夏川りみさんと遊ぼう掲示板285


[2850] ありがとうございます 投稿者:ぬち花 投稿日:2007/03/19(Mon) 03:43
ハイフェッツさん、吉野やさん、コメントありがとうございます。

私はいつも子どもたちの節目にあたって話をするとき、何を話そうかというより、今この子たちに何を伝えなければならないのか、という視点で考えます。
私は教育者ではありませんし、児童心理学を勉強しているわけでもなく、巧みな話術を身につけているわけでもありません。従って実際にあったエピソードや詩などを引用しながらの話となるのですが、今回、2曲りみさんの歌詞を引用させていただいたのは、自分がファンだからというひとりよがり的な発想を超えて、それが本当に良いものとして子どもたちに伝えたかったからです。子どもから大人まで、世代を超えてわかりやすく心に響く教訓歌、しかも人生の節目のあらゆる場面において違和感なくマッチする持ち歌がある歌手はそういないと思います。そこにりみさんの大きさを感じます。

りみさんの歌は歌詞だけを詩として朗読しても大変良いものが多いです(改めて思いました)それがりみさんの歌声に乗ることにより何十倍、何百倍にも増強され、聴く人の心を打つのですね。

[2849] Re:芸術選奨のニュースを見て 投稿者:ハイフェッツ 投稿日:2007/03/18(Sun) 20:09
森山さん、おめでとうございます。
しかし森山さんは○○賞や勲章というようなものをもらうまでも無く素晴らしいアーティストです。
むしろ長い間ご苦労様という意味なのでしょうね。

クラシックは伝統音楽・古典音楽・芸術音楽といわれます。
私は大好きなのですが、残念ながら歌舞伎や狂言と同じく、一般大衆にはわかりにくく広くは受け入れられないものであることは間違いありません。
時代に敏感に反応するエンターテイメント・芸能といったものが形骸化してしまったものが芸術だ、という定義もあるくらいです。
したがって、夏川さんは芸術○○賞のような芸術の高みを極めた作品を多く出していくことは素晴らしいことですが、
それよりも、いつまでも長く長く、私たちを歌で楽しませてくださることを願います。


[2848] RE 投稿者:ハイフェッツ 投稿日:2007/03/18(Sun) 19:49
吉野や様、びーぐる様、姫川様、
御感想いただきましてありがとうございました。
A先輩は本当に前向きな方です。
「イラヨイ月夜浜」をお歌いになった後は、ポップスから演歌、洋楽、アニメまで何でも歌われました。
何でも昨今数多いアニメの歌の中でも、ハイジのオープニングの歌がもっとも難しいとおっしゃっていました。
そのハイジを見事に歌われました。
歌うのが本当にすきなのだなと思いました。

私はこのときは、A先輩に夏川さんを重ねて見てしまいました。
夏川さんはいったいどのような方を人生の伴侶として選ぶのかな・・・とか。


[2847] 選奨受賞で 投稿者:吉野や 投稿日:2007/03/18(Sun) 17:46
それはそうと、りみさん、
良子さんに祝電打たれていらっしゃるのでしょうね。
どんなりぃみぃワードなのでしょう。
ヤジウマ吉野や。


[2846] 芸術選奨のニュースを見て 投稿者:吉野や 投稿日:2007/03/18(Sun) 17:42
「多彩なレパートリーを完成度の高い歌唱で披露。柔軟な姿勢と変わらぬ美声で良質なポップスを歌い続ける、円熟した歌手としての存在感を印象づけた。」
すみません。これはりみさんのことではなく、森山良子「氏」への本年度芸術選奨の贈賞理由です。
不思議なことにクラッシック系は「音楽部門」で良子さんは
「大衆芸能部門」だそうですが。
ジャズの上原ひろみ「氏」も新人賞ながら「大衆芸能部門」とのこと。不思議。
「音楽部門」への固定的区切りをつける相変わらずの観かたです。
それはそれとして、良子さんの「理由」の示唆するものは
ポップスを歩み続けるりみさんの可能性でもあり、展望でもあるように思います。
良子さんはりみさんからすればお母様以上のお歳でもいらっしゃいますが、
その年齢においてもなお、一線で「美声」を発揮され歌姫として
ポップス等の方向性を推し進められていることに驚嘆します。
りみさんもこのたびの充電におかれまして、多彩な方向性のアーティストの感性や理念などを
感じられることとなれば、りみさんの天性の歌唱世界に限りない「着火」が期待できそうですね。


[2845] シマダチマインド 投稿者:吉野や 投稿日:2007/03/18(Sun) 17:12
ぬち花さん
「シマダチ」。かかってほしかったですね。
この曲は知名度において「涙そうそう」ほどでは当然なく、どうしても
この曲でなければならないという根まわしが必要であったとは想像いたします。
「花になる」が千葉県のある小学校の卒業式歌になったとも。
今後もりみさんの歌のよさが卒業という場面で活かされることを期待しています。

ちなみに卒業式話題、先日ある中学校で式当日担任の先生が
教室で点呼中に、手遊びでシャーペン芯ケースに火薬を詰め込んでいて爆発という
信じられない事故が報道されました。
指までなくしてしまうという、あまりにも哀しい事故でした。
実際、卒業式は「最後の授業」といわれますが、
卒業式がとりわけ大切なのではなくてそこまでの授業の積み重ねにおける
生徒各人のハートの積み重ねが重要でしょう。
進路においても◎◇高校へただ合格すればよいのでなくて、
積み重ねられた自分というものの上にさらに積み上げる枠作りが大切ですね。
◎◇高校でなければならない、なにか生徒本人の
見通しや計画決定が大切だと思います。
しかしながら、卒業式で生徒達が到達する万感の思いは、
そうした過去の積み重ねゆえの涙になるということでしょうね。
つくづく、指導に当られた先生たちのご努力も想う昨今です。


[2844] ハイフェッツさん 投稿者:姫川 投稿日:2007/03/18(Sun) 15:41
A先輩の元気でポジティブな性格が文中からよく伝わってきました。
ハイフェッツさんは良い友人に恵まれていますね。
A先輩が「物心がついた時には『天城越え』を大人顔負けに歌っていた」というくだりは、2歳で「津軽海峡冬景色」を正確な音程で歌ったというりみさんの天才ぶりを彷彿とさせるエピソードですね。
「イラヨイ月夜浜」は「毛遊び」の情景や情緒が見事に表現された名曲。その歌いっぷり、私も聴いてみたい。
遅れてやって来た春に心から乾杯したいと思います。


[2843] A先輩に幸あれ!!! 投稿者:びーぐる 投稿日:2007/03/18(Sun) 14:15
ハイフェッツさん、お話を楽しく読ませていただいています。

イラヨイ月夜浜のような歌を上手に歌える人は、
本当に歌の巧い人だと思います。

最近は、しゃべっているんだか歌っているんだか解らない歌が氾濫していますね。
「こういう歌なんだよ」と言われますと、
「ああ、そうでっか」と答えるしかありませんけど・・・


[2842] ハイフェッツさん 投稿者:吉野や 投稿日:2007/03/18(Sun) 13:37
会社の歌姫さまがうみんちゅとご結婚されると。
なにかきびきびした人生観を感じます。
お幸せになられると思います。

「イラヨイ月夜浜」。
月光の浜辺でりみさんの歌を聞かせていただくことは
夢の夢、そして私にとっては「イラヨイ」な、夢の夜の浜辺です。
おそらく、月も海も浜辺の砂ずなもすべてりみさんの声のためにあるかのような感覚になろうかと。


[2841] 「フルサト」 byハイフェッツ 投稿者:ハイフェッツ 投稿日:2007/03/18(Sun) 00:51
第9章 イラヨイ月夜浜(2007.3.18)

私が入社してすぐにお世話になったのがA先輩でした。いわゆるジョブトレーナーです。
私より4歳年長で、ヴァイタリティあふれる仕事振りのナイスなキャリアウーマンでした。
教わり、叱られ、励まされ、成果が出たときはともに喜び合い、時には二人並んで上司に怒鳴られたこともありました。
半年間の新人教育期間を終えたとき、A先輩は言ってくださいました。
「この一年間の経験は財産です。大切にしてくださいね。」
その後、人事異動で別の部署でお仕事されていましたが、社内ですれ違うときなど気持ちよく声をかけてくださいました。
人間としてはもちろん女性としても魅力的な方だったのですが、いわゆる結婚適齢期をとっくに過ぎているにもかかわらず、
ご本人は「いい相手ができないから」といって独身を貫いていらっしゃいました。

昨年の9月ごろでしたか、職場の飲み会にたまたまA先輩も出席されていました。
いつもの魚の美味しい居酒屋さんでの一次会の後はお決まりのカラオケへ。
私はそこで驚愕することになりました。
A先輩の歌のうまさはうわさに聞いておりましたが、ここまでとは!
驚愕しました。ちょっとやそっとのうまさではない!
「イラヨイ月夜浜」を本当に見事に歌われました。

  唄者達の夜がふけ 
  踊者達の夜がふけ 
  太陽のあがるまで舞い遊ば 
  イラヨイマーヌ舞い遊ば

  月夜浜には花が咲く 
  ゆりのような花が咲く 
  青く白くもえてよ 
  イラヨイマーヌ花が咲く

「唄者達の~」の部分と「月夜浜には~」の部分で声の表情や顔の表情も変化をつける構成力は只者ではありません。
何より声が素晴らしい。夏川りみのそれと本質は似ているものの、ややかすれ気味にこぶしを多めに入れるあたりが個性的で心に響きます。

  イラヨイマーヌ桃の花 イラヨイマーヌキビの花 
  イラヨイマーヌ木綿花 イラヨイマーヌ花が咲く

信じられないハイトーンです。ここでも表情に変化をつけてドラマを作り上げます。
一緒にきていた人たちもお口がポカ~ン・・・。
以降はA先輩の独演会でした。
よくよく聞いてみますと、A先輩のお父様は詩吟の師匠でお母様がプロの民謡歌手ということでした。小さいときから歌に囲まれた環境で育ち、物心ついたときには紅白歌合戦で歌われていた天城越えを大人顔負けに歌えたそうです。
しかもそれは「演奏」と呼ぶことのできる立派なものだったそうです。
プロになっていたら、とついつい思ってしまうのですが、ご本人曰く、
「ルックスがねぇ・・・」

イラヨイとは「いとおしい、かけがえのない」という意味だそうです。A先輩にとっていとおしい、かけがえのないものとは何でしょう。

そんなA先輩がついにというべきか、今年の7月にご結婚なさることになりました。
お相手は先輩の故郷近くの海で猟師をされている、とても男らしい方だそうです。私とは似ても似つかないそうです。
会社は退職されてしまわれますので、あの歌声を聴くことはもうかないません。
将来のジュニアに『童神』などを歌って差し上げる姿が目に浮かびます。

A先輩、どうぞお幸せに!

(第9章 終)



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