<葉は?>
この時期、夜~朝にかけて雲が無い状況ですと、放射冷却で霜が降りる様になりました。
2回目の霜までは耐えていたヤーコンですが、3度目からはちょっと様子が変わりはじめ、葉が萎れはじめました。
なにぶん、初めての栽培ゆえに、もう少し待つべきかとは思いましたが、 関東地方では「11月下旬」が収穫時期との情報もあり、掘って見る事にしました。
<掘ってみると>
土の中がどんな感じなのかが判らず、とりあえず周囲からフォークを突っ込み、土を柔らかくして引き抜いてみました。
「お、、お重い、、、」というのが第一印象でした。
引き抜いてみると、大根みたいな白い塊が株を中心として放射状に張り出しており、今までに見たことも無い形状の野菜です。
また、株を横にすると、「ポキッツ、ポキッツ」と音がします。
ここでとりあえず、撮影。
直径5cm~8cm程度の太さのヤーコン達が顔をだしました。
<芋の部分>
写真で見ると、小さく見えますが20cm前後のヤーコンが一株で10本以上ついていました。
白くて太い根の部分はあまりにも水分が多く、まるで大根の様です。
これが、種芋になるのか? と疑問をもちつつ大王様に質問してみると、大王様は今年の6月頃に苗を戴いたらしく、種芋の形を知らない事が判明しました。
そこで、ネットを調べてみると、「根元の株のところにある、サトイモの様な部分が種になる」との事で、慌てて菜園に戻り、種芋を確保しました。
種芋は左の写真の様に茎の根元にあり、生姜の芽の様な感じでもあります。
<まとめ>
初めてのヤーコン栽培でしたが、なんとか収穫することができました。
早速、スライスして水にさらして、サラダにしてみました。
ほんのりと甘味(本当にうっすらとした甘味です)があり、水分が多くてシャキシャキとした歯ざわりでした。
大根と言うよりは、レンコンに似た歯ざわりでした。
種芋も確保できましたので、来年は本格的に作ってみようかと思っております。
以上 ヤーコンのレポートでした。
12月14日 by 遊外王