『秋』

Nature Capture 「落花生」
「2001秋」


<落花生>

こんにちは、遊外王です。

関東平野は、日の出の時刻が6時を過ぎ、いよいよ、晩秋に入って参りました。
近所の林では、広葉樹と針葉樹の色分けがはっきりとして、これまで気が付かなかった木々やそれにからんだ植物達が自己主張をはじめています。

春に蒔いたピーナッツが、そろそろ地上に顔を出したいと要求してきましたので、「日光浴」をさせてあげる事と致しました。

そこで今回は、遊外大王的収穫方法をレポートしてみました。



畝(うね)に沿って茎と葉をやさしくめくり上げる。

ピーナッツの実は、うねからはみ出して地中にもぐっている場合もあります。

葉をめくり上げる時に力を入れるとピーナッツと茎をつないでいる

紐の様な部分がちぎれてしまいます。

実が地中に有りそうな部分をフォーク等で掘り起こしてから葉をめくる方が良いでしょう。



フォーク等で畝の土を掘り起こす。

畝の手前からフォークを入れて、
土を掘り起こします。

このときのコツは、深くおこすのではなく、
出来るだけ広範囲を掘り起こす様にします。



根元を持ってやさしく引抜く
土がほぐれたら、根元を持ってやさしく引抜きます。

軽く振りながらゆっくりと引抜くと土が取れ、
実が地中に残らずに引抜けます。

引抜くとこんな状態で抜けてきます。



 茎の先端を揃えて、軽く振りながら握る。

さて、引抜いた株は、葉の先端を束ねる様に持ち、軽くふります。

束ねる時も軽く振りながら束ねると良いでしょう。

こうすれば、実は重力に従って、下にぶら下がります。



 手でちぎる。

生育した実と未熟な実は、ちぎる時に別々に仕分けした方が良い。

※ この後、水で洗って天日干しの工程となるのですが、未熟な実があると乾きにくく、天候の悪い日が続いた場合には、未熟な実からカビが生えてしまうことがあります。

また、うちの場合に未熟な実は、塩茹でいただきますので、最初から分ける様に別の籠に入れておけば、収穫時の夕食時に食卓に並ぶことが可能となります。



天日干し  ゴザやよく洗った網戸の上に載せて乾かします。

湿度や日照、風通しにより、天日干しの日数は変りますが、
だいたい5日から7日ぐらいで大丈夫だと思います。

我が家の目安は、いくつか出来の良い実を振って
「カラ、カラ」音がしたら出来上がりとしております。

<美味しく食べるために>

保存  : よく乾燥させて、生のままで保存します。

保存場所: 風通しの良い乾燥した場所に保管します。

特に炒って食べる場合には「炒りたて」をお勧めします。
(炒ったものを長期間保存すると風味がなくなります。)

※ 落花生は地面の中に出来る事から「地豆」とも呼ぶ事を「森の林の木」のマッキ-さんに教わりました。 「豆知識」!。な~んちゃって!

※ 「塩茹で」は人により好みがある様です。

興味のある方や天日干しが完了するまで我慢できない方はお試し下さい。

以上、「落花生の収穫」のレポートでした。


11月18日 by 遊外王