『猛暑休憩』
Nature Capture
「恵みの雨」
りんご
こんにちは、遊外王です。
残暑お見舞い申し上げます。
埼玉南部では気象庁が「梅雨明け宣言」をしてから、雨らしい雨が降ったのは、今日が2度目です。
昨日までは、土の色が黄土色でしたが、大王様もさすがに「井戸を掘ろうか?」といい始める始末。
菜園のある場所で井戸を掘ったとしても30mは掘らないと無理ですので、1mにつき2万円から3万円の費用がかかることと、ポンプが5年ぐらいしか使えないという話でとりあえず断念。井戸を掘るより、水道を引いた方が良いという結論となりました。
お盆明けに工事が入る予定です。
本日の早朝からのまとまった雨に、一安心、午後の雨上がりの間に、菜園を視察、やっとしっかりとしたこげ茶色の土を見ることが出来ました。
そんな訳で、今回は砂漠状態の菜園への恵みの雨をレポートしてみたいと思います。
<しょうが>
今年のしょうがは、雨が降らずにタネが干からびて無残な姿です。
ざっとみて2割近くのタネは干物になってしまいました。
千葉県多古町の家庭菜園仲間(としょ爺さんの親友のこっしーさん)の方は、全滅だそうです。 「こうなるのなら、植えずに喰ってしまえば良かった、、、」とこぼしていました。
こうやって写真で撮ると、少しはマシに見えるのですが、実際は1つのタネから、1本から良いもので3本ぐらいしか茎が出ていません。
例年だと、5本以上は出ており、何本かは収穫して酒の肴に味噌と一緒に食卓にならぶのですが、今年はもう少し我慢が必要な様です。
夏の後半の追い込みに期待したいと思っております。
<サトイモ>
これも、少雨の影響からか、成長が止まっています。
台風10号の雨で持ち直したかに見えたのですが、その後の日照りで親芋の茎だけが成長して、小芋を作る迄になっていません。
例年ですと、1m50cm~1m60cmに成長している筈ですが、今年は1m~1m20cm位しかありません。
葉も今朝の雨で持ち直してはいますが、葉のサイズも小さく、雨や朝露を丸く転がす事が出来ないくらいに下を向いております。
来週は、2回程雨が降る予報ですが、それに期待したいと思っております。
<ナスとキュウリ>
ナスも切戻しをする前に成長がとまっており、写真の右側のきゅりも黄色い葉が目立ってきました。
今日の雨で来週はどんな顔を見せてくれるのでしょうか?
我が家の食卓には相変わらず、キュウリとナスが顔を出しますが、キュウリは水不足ででこぼこしており、ナスはちょっと皮が硬い状況です。
<落花生>
さすがに、雨季と乾期のハッキリした場所が原産のものです。
今年の夏の少雨をものともせずに元気に育っております。
気のせいなのか、例年より元気が良いような気がします。
後は、成果を見るだけです。
<サツマイモ>
サツマイモも高温多湿を好むせいか、昨日までは高温だけで少雨だとちょっと元気がありませんでした。
今朝の雨で、それも一変して復活した様子です。
少雨のため、つるの転地返しをしませんでしたが、例年のように余計なところに根付いていないため、最初に根付いた根元に甘い芋があるものと想像しております。
はてさて、どうなりますか、、、 秋が楽しみな、サツマイモ畑です。
<まとめ>
写真の真中ぐらいでしょうか、山積みにされた草は、お盆休みの4日間に大人3人で取った草です。
乾燥して少なく見えますが、一輪車に山盛りで20台分ぐらいはあるでしょうか、、、
とにかく、2週間前に草むしりした所も、既に雑草が育ち初めています。
菜園全部の草むしりが終わる頃には、1ヶ月半前に草むしりをした場所に新たに雑草が元気良く育つでしょう。
毎年、この繰り返しですが、今年は雨が少ない分野菜たちの成長とともに、雑草君たちの育ちもやや鈍い感じがします。自然相手ですが、ここまで雨が少ないと雨乞いの踊りをしたくなるほどです。
以上 渇水の菜園に恵みの雨のレポートでした。
8月15日 by 遊外王