『ヤーコン』

Nature Capture
「アンデス」


こんにちは、遊外王です。

12月に入って第一週ははっきりしない天気が続きましたが、日曜日になると、快晴で久々に太陽の光を浴びた気になりました。

 さて、今年夏ごろでしょうか、菜園の中央では見たこともない葉がすくすくと成長し、9月に入ると1mを超えはじめました。
気にはなっていたのですが、草むしりやトマトや夏野菜の収穫の方が忙しく、 そのままにしていました。

ひまわりの親戚か?と思ってもみましたが、支柱も立ててあるので、大王様に効いてみると、「“ヤーコー”とか言っていたな」とのお返事。  どうも、どなたかにいただいたらしいのです。
その日にネットでしらべてみると、“ヤーコン”が正しい名前でした。

特徴としては: ポリフェノールの含有量が赤ワインとほぼ同じで、カテキンや配糖体(フラボノイド、多糖類)、テルペン類、ミネラル類(カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄など)を多く含むとの事でした。

今回は、そんな、ヤーコン芋をレポートしてみたいと思います。

<葉は?>

ヤーコン芋で調べてみると、キク科の宿根草。


葉の葉脈を見ると、一般的な葉の輪郭をした葉脈から、さらに葉脈が5角形になる様に張り巡らされています。
葉柄の両側にも葉らしきものが付いており、日本ではあまりお目にかからない形をしています。
写真は10月11日の全体の状況です。


遠くから見ると、ちょっと紫がかって、ナス?かなぁ と思ってしまうことが有りました。
でも、近くに寄ってみると今までに見たこともない葉の形です。
人によっては、ひまわりの葉に似ていると言うのですが、、、

樹高は、この時点で1m50cm程度でした。

<収穫時期>


 「収穫期は、樹の枯れる11月初旬」との事でしたが枯れる迄、待つことにしました。

写真は12月7日のヤーコンです。

葉の周囲の紫色がだいぶ濃くなった様です。

<花は?>


先々週に蕾らしき塊を見つけておりましたが、先週はあいにくの雨で、本日確認してみると、キク科らしい、100円玉程度の黄色い花を咲かせていました。

1箇所から4個から5個の蕾が立ち上がっており、葉や全体のダイナミックな中にポツンと咲いています。

<まとめ>

11月の中旬~下旬に2回程霜が降りましたが、その後の気温が高かったので、葉はまだまだ元気です。  収穫時期を教えてくださった、としょ爺さんは、先週の火曜日に収穫されたとの情報が入って来ました。

「霜で全体がやられてから、収穫する」という教えを守っておりますが、 この時期に入っても葉は元気いっぱい、収穫してよいものやら悩んでおります。

本格的な冬は年明けになってしまうのでしょうか?

以上 大王様の菜園に初登場のヤーコンのレポートでした。

12月9日 by 遊外王