『菜園の春』
Nature Capture
「旬とこれから」
「そよ風の誘惑」
<タチツボスミレ>
こんにちは、遊外王です。
先週は、仕事の都合で千鳥ヶ淵の西のはずれで4日間の講習があり、皇居周辺の桜を朝と晩に眺めながらの通勤でした。
当然ですが、デジカメをバッグに入れて、桜の名所の1つをフレームに納める事ができました。
我家近辺の桜は今日あたりがピークで明日あたりは、花吹雪の中での入学式を迎える方も多いと思います。
ここまで、桜のネタをふりましたが、脈略も無く菜園の旬とこれからの苗達のレポートをしてみたいと思います。
<菜の花>
今日あたりから少し散り始めた桜の花びらとモンシロチョウが舞うなかに、一際鮮烈な黄色を放つものがあります。
そうです! 菜の花! この時期は菜の花でしょう。
やっぱり春は若葉色と黄色のコントラストが良く似合います。
最終目的は、今宵のゆうげに加わる事となる「おひたし」の材料を収穫。
帰宅して気がついてみると、ミツバチの様にズボンのあちこちに黄色の花粉が着いていました。
当然ですが、甘味とほろ苦さ抜群の逸品となって食卓に登場いたしました。
<夏野菜の苗達>
トマトの苗も苗床のある第一ハウスから、路地状態に近い第二ハウスに移動してから1週間。 茎もしっかりしてきました。
ナス(写真左)は運の良かった苗です。
というのも、苗床に次の種を撒くために、3割の苗を3月中旬に第二ハウスに移した次の日に寒波が来て新芽が凍ってしまい、数十本の苗が駄目になってしまいました。
残りは、現在リハビリ中です。
一方、ピーマンは何事も無く順調に育っています。
<紅芋とベニアズマ>
3月中旬に伏せた種芋から元気な芽が出てきました。
昨シーズンは虫の被害は少なかったのですが、野ねずみ達の襲来でかなりの量の芋が消えて行きました。
今年はネズミ対策を考えなければなりません。
とりあえず、例年通りの苗が確保できそうです。
<海苔網とソラマメ>
ナスやピーマンといった比較的葉が大きめで茂るもので、風に弱い作物は1株毎に棒を立てて誘引していたのでは、手間がかかって仕方が無いので昨年から海苔網を横に張ってみました。
この効果は風に対して予想を上回り絶大でした。
(この方法だと、苗が生長して網目を抜ければ網が作物を支えてくれるので途中の誘引作業がなくなります。)
今年は、それを展開してソラマメで実験中です。
網の高さは約30cm~40cmとなっております。
写真の左側はえんどう豆で、これには海苔網をハの字に立てて使っています。
「網」の2次効果なのでしょうか、こころなしか、「鳥害」が少なくなったような気がします。
この点も判明できましたら後日報告いたします。
風さえなければ最高の春の一日でしたが、ちょっと強めの風にも若干の心地よさを感じた一日でした。
以上
4月6日 by 遊外王