遊外王による『芋』
Nature Capture 「紅芋」
「紅きくちびる、あせぬ間に」
<ヤキイモ>
こんにちは、遊外王です。
朝晩の気温が一気に下がり、そろそろこのあたりでも初氷の話題が聞こえてきそうな気配です。
今年で、2年目のしいたけも、この気候で一気に顔を出し始めました。
また、菜園には昨日、霜らしきものが降りていました。
ほんの数時間でそれは消えてしまいましたが、 今シーズン初めてご訪問です。
霜が本格的に降りるとサツマイモに影響が出るため、今週の土日は、急遽サツマイモ堀りを決行致しました。
ちなみに、今年植えたのは、紅あずまとNovaさんからいただいた“紅芋”の2品目です。
紅あずまは過去レポートいたしましたので、今回は今年はじめて栽培した“紅芋”をレポートしてみたいと思います。
<これまでの経緯>
苗を植えたのは5月の中旬~後半、ここの掲示板の常連さんのNovaさんからいただいたものです。
7月には、「7月の菜園」で報告した様に、朝顔の様なラッパ状の花を咲かせてくれました。
苗を植えた時期が、例年の紅あずまより遅かったので、ぎりぎり迄収穫を待つことにしました。
<芋の付き方>
種芋は10cm~15cmサイズのものでした。
写真は1本のツルに実った紅イモ達で、一番絵になるものを撮影してみました。
一番左側のおおきな芋は25cmを超えるサイズで、このサイズがいくつか収穫できました。
種芋の何倍になったか?
との疑問が脳裏を横切りましたが、「種芋の重さ」を記録する事を忘れてしまいましたので、正確な話とはならない事をお許しください。
種芋の総量は1kg弱、収穫量は80kg以上ありましたので80倍以上という事になります。
<総収穫>
25mの畝を2畝作って、一輪車にチョー山盛りの収穫となりました。
予想以上の収穫です。
紅あずまは、そこそこ収穫はあったのですが、野ねずみの襲来で大きな芋の多数が彼らの胃袋に納まった様です。
25mの畝には、多いところで5箇所のねずみ穴が発見されました。
残されたものは、芋の皮とその内側のわずかな芋だけでした。
<中身はどうなっているのか?>
紅芋を切って見ると、鮮やかな赤紫色をしており、
これが紅芋の名前の由来だろうと思っております。
野菜でいうとアカカブに近い色合いです。
<焼いもにしたら>
内部は鮮やかで、かつ濃い紫に変わります。
写真は、焼いもにしている最中です。
皮がむけた部分が濃い紫色に変色しています。
まるで、「口内炎の薬の様な色」だと言ったら、周囲から「たとえるものが悪すぎる」と非難の嵐でした。
<お味は?>
掘ってすぐ焼き芋としたので、現時点では正確なコメントはできませんが、紅あずまより糖度は少ない様に感じました。
本件に関しましては、天日干し後に再度追跡調査を致します。
<効能は?>
赤ワインと同様にポリフェノール(アントシアニン)を含んでおり、体内の活性酸素を抑える働きがあるそうです。
おまけ:
紅あずまの収穫中に面白い模様の芋が1本だけありましたので写真に撮ってみました。
白い部分は、皮を剥いたのでは無く、色素が無い状態でした。
赤紫の部分がグレーでしたら、まるでシャチかイルカの様な感じです。
今週末は、ヤマトイモ、サツマイモ、サトイモの収穫とイモ・イモ・イモのウイークエンドでした。
来週からは、焼いものウイークエンドとなりそうです。
以上、「芋」のレポートでした。
ちょうど、家内がエクレアを持って帰ってきました。
遊外部長 |
11月4日 by 遊外王