<行動パターン>
彼らの行動パターンは夜に地上に出てきて、葉を食べます。
昼間は、地中に潜んでいます。(地下1cm~数センチの深さ)
通常は懐中電灯を片手に葉の表裏を見てピンセットで捕るのですが、
我家の場合には、昼の地中に潜んでいるやつを掻き出して、「手でとる」を実践します。
<ヨトウムシのターゲット>
特に決まった野菜を食べる訳では無い様です。
今回の発見場所: サツマイモ、白菜、ごぼう、キャベツ、ブロッコリ等
大根には着いていませんでした。
<ネット探した駆除方法>
木酢液(我家の手法) 例年、播種後に噴霧していましたが、
今年は噴霧しませんでした。
これが大発生の原因かどうかは定 かではありません。
殺虫成分はありませんが、親のヨトウガが嫌うのか、
これまでヨトウムシの被害はほとんどありませんでした。
唐辛子の抽出液 唐辛子をすりつぶし、焼酎もしくは酒につけて成分を抽出します。
これも殺虫効果は期待できません。
虫が嫌う成分は、カプサイシン(辛味成分)だそうで、これをまんべんなく葉に噴霧する事によって忌避効果が得られるとの事ですが、これは今後の課題です。
ただし、我が家の菜園の場合、ニンジンに撒いても、その隣は白菜、大根ですので、畑全体に撒かなければ意味が無い様です。
オーガニックと言う点では、実験に値するものと考えております。
誘蛾灯 ご近所の畑で、誘蛾灯を畑の中央に設置してあるのを見ました。
形状は、三脚の上にお皿らしきものがあり、その上には誘蛾灯という構成です。
発生した幼虫を退治するより、親を退治する方が効果があるとおもいますのでこの方法は良いのではと考えております。
価格や、電源についての詳細情報は調査中です。
菜園に電気を引くのは面倒ですので、太陽電池タイプがあれば、、、と思っています。
今年は、ヨトウムシとは別にキャベツ、ブロッコリ畑には数十匹のモンシロチョウが飛び交っており、葉の中を覗くと青虫たちの天国と化しています。
これはヨトウムシより素性が良いため、昼間に手で取り除いています。
今年の春先はモンシロチョウをほとんど見ることはありませんでしたが、秋になったら例年より多いモンシロチョウが飛んでおります。
これも自然の帳尻合わせでしょうか?
虫が居ると言う事は「安全な野菜」の証でしょうが、今回のヨトウムシの様な量の訪問者があるとちょっと考え物です。
以上、「秋の訪問者」のレポートでした。
10月20日 by 遊外王