『外であ・そ・ぼ』

Nature Capture
「たくあん和尚の巻」
三浦大根 VS たくあん大根


<たくあん>

こんにちは、遊外王です。

今年は夏が長かったせいか、秋が駆け足で過ぎて行った気がします。
とは言え、11月も半分以上も過ぎ、少量ですが、ナスやピーマン、プチトマトが収穫できるのには驚きです。 (もちろん、露地物です。)

今回は、そんな秋冬野菜の定番となっている大根をレポートをしてみたいと思います。

9月10日


今年は、8月下旬に三浦大根とたくあん大根の2品種を植えました。

写真は、9月10日の状況で、
本葉が出て来た状況です。

9月30日

9月30日ともなれば、「大根がここに植えてあるぞ!」と主張している様に見える立派な葉に成長しておりました。

この時期に"ウル抜き"をします。

(1つの穴に1本となる様に余計な大根を抜きます。)


写真は"ウル抜き"後のものです。
この時に抜いたBaby大根は葉を付けたまま塩漬けにしたり、
糠漬け等で戴きます。
可愛いBaby(遊外部長)

11月18日

先週の土曜日(11月18日)、たくあん大根の収穫をしました。 このまま食べても、美味しいのですが、4分の1程をそのまま、大根おろしや煮物、味噌汁等で登場してもらい、残りをたくあんとして漬物にします。


写真中央のビニールが見える場所が
たくあん大根を植えていた場所です。

ちなみにその両脇が三浦大根です。

余談ですが、こいつ(三浦大根)は私が好きな大根の品種です。

おろしてよし、おでんによし、ぶり大根、ふろふき大根等々、、、、

この日は、ついでに三浦大根も抜いて早速味見をしてしまいました。
当然ながら美味しかったぁ~。


この大根の長さは、50cm~60cmもあり、
普通に抜くと折れてしまうため、
大王様特製のフォークで片側から挿し込み、
土をおこしてから抜きます。

結構重労働です。
あの超強力フォークを私は見た。(遊外部長)


抜いた大根は、葉を取り、水できれいに洗います。

「大根足」って言葉が誉め言葉に観じてしまうほど、白くて美しい大根です。

ちなみに、このまま、かじっても美味しいです。


たくあん用の大根は、木枠を組んで天日に干します。

晩秋のノスタルジックな風景ですね。

背景の現代的な建築物が妙にミスマッチですかねぇ?

マッチ、マッチ、景色にマッチ。(遊外部長)


この大根が干された状態で1週間程経つと、
中の水分が抜けて大根はへの字に曲がります。

この"へ"の字が、漬物への準備OKのサインとなります。

抜けるほど体が垂れる大根かな(遊外部長)

漬物に

あとは、糠、塩、唐辛子(鷹の爪)、くちなしの実と一緒に大根と大根葉を漬物樽に漬けて待つだけ。

去年は、ウコンを試してみました。

色はおいしそうなたくあん色をしておりましたが、ウコンの苦みでちょっと人気薄でした。

以上、秋の収穫「たくあんの巻」でした。


12月02日 by 遊外王