<手順>
12月~2月頃にうどの根を掘り出す。
この時に出来るだけうどの周囲を大きく掘り、根を切らない様にする。 根の土を落とし、地下貯蔵庫に入れる。
我が家の場合には、関東ローム層(赤土)が丁度貯蔵部分にあり、保湿性が充分あると判断して、堀り上げた根をそのまま「放置」することとしました。
これに関しては、「藁や籾殻をかぶせる」方法もあるのですが、あまり湿度が高いところで行うと根腐れを起こしてしまうとの事でした。
これは、「ほのちゃんの野菜畑」というホームページの管理人をなさっているtktさんのご指導でした。
4月6日
大王様は、「藁を刻んでかけた方が良いのではないか」とおっしゃいましたが、「今年は実験でなにもしないで放置でやってみたい」と主張してご承認いただきました。
「放置」して6週間目に入ると20cm前後に伸びてきています。
4月12日
うどの放置状態が7週間目になり、長さも30cmを超えましたので本日4本を収穫し、夕食の食卓にならびました。
<実験結果>
●まず、地下栽培に関してですが、発芽時期を遅らせるのが目的であり、地下で行うそうです。(tktさんより) そういえば、TVでうどの収穫を取材していたレポーターは半袖で周囲から蝉の鳴き声が収録されていた様な記憶があります。
●我が家の人たちの口に入れる事が出来た。
これが今回の最大の目的であり、これは成功と言っても良いと思います。
●「うど」が赤い! スーパーで売っているうどは白いのに、、、赤い! by 遊外王妻
山うどには「赤」と「白」があり、うちの場合は「赤」でした。
考察: 収穫時期を遅くするための処置であるのに(収穫時期が)早くなってしまった。
この原因としては、
① 地下に入れた時期が遅かった。
② 暖冬の影響 の2つのうちのどちらか、もしくは別の事があるかも知れません。
この点に関しては来シーズンの課題としてとっておきます。
以上、『うど』の穴蔵栽培のレポートでした。
4月14日 by 遊外王