「フルサト」by ハイフェッツ
第39章 ホームタウン急行
(2007年6月15日)
先日、俳優の石立鉄男さんが亡くなったことを新聞で知りました。私は彼の出演しているドラマは数多く見ていて好きでしたので、少しショックでした。同時に最近TVで見る機会が少なくなっており、病気と闘っておられたのかなと想像したりしました。
ご出演のドラマで印象に残っているもののひとつが『鉄道公安官』。格好良かったなぁ~!一瞬でしたが警察官になれたらと思いました。しかし自分には、泥棒に、時には凶悪犯罪者に立ち向かって行くような勇気も体力も無いことに気づき、すぐに思い直したのでした。
『鉄道公安官』の主題歌は、サーカスの「ホームタウン急行」。今でも大好きな曲です。今回のことがあって、改めて聴いてみました。
結婚間近の若い女性の心の動きを明るく表現した名曲だと思います。新しい生活へ向かう喜びと期待。そしてホームタウンへの想い。そう、ホームタウンとはフルサトです。このエッセイのタイトルですね。二番の歌詞がとても興味深い。歌詞の中に、「ほんとの愛は ふるさとにあると やっと気づいた 私なの」という部分があります。
私が鉄道公安官を再放送で見たときはまだ少年でした。今この歌詞を聴くとジーンと来ます。とても理解できるのです。夏川さんが石垣島を離れて、そして今、石垣島を大事に想っていらっしゃることにも似ていますね。夏川さんもこの歌詞の女性も私も、フルサトを離れて何かしら傷ついて・・・。歌詞の最後はもっと興味深い。
何だか「フルサト」by槇原敬之の歌詞に少し似ています!(マッキーーーーー!!)でも堅いことは言わない。いい曲だしフルサトはそれだけ大事なんですもの。
フルサトといえば、あの問題はどうなった? そう、エッセイのタイトルの件ですよ。
・・・それは次章で述べたいと想います。