沖縄3歌姫バレンタインコンサート
バレンタインコンサート
沖縄RBC放送開局50周年記念
沖縄3歌姫バレンタインコンサート
2005年2月13日那覇市民会館コンサート録画。2月26日(土)放映
沖縄以外では見れなかった史上初の3歌姫競演を再現いたします。
RBC放送には全然無断で、ご協力をして頂いています。沖縄RBC勝手にバンザイ!
この色の文字はすべて、放送で流れたものです。青文字が私の解説です。
勝手にバンザイなどと言っていたら、本物のRBCテレビの番組ディレクターさんから書き込みがあり、おまけに叱られるのかと思ったら、色々な疑問に御回答まで頂き、あまりの光栄さ、貴重さに掲載させていただく事に致しました。コンサートと番組の様子がもっとはっきり臨場感満点で伝わるかと思います。
赤い文字が「琉球の三歌姫コンサート」ステージ演出ならびに番組ディレクターを担当された南の島のテレビ屋さんの解説、回答です。以下略(南の島)
管理人さま!詳細なるリポート、ありがとうございます。自分の書いたナレーション原稿がこういう形で第三者のホームページに載ると、なんか不思議な気持ちで、ある意味光栄に思います。(ちなみに、冒頭の狩俣倫太郎のコメントや、テロップの原稿も私の作です。)また、著作権保護のために、映像処理の心遣いもありがとうございます。(南の島)
(左上テロップ)
歌姫、ふるさとに歌う
~歌の好きな三人の女の子~

3人がステージで歌っている様子
(ナレーション)
夏川りみ、普天間かおり、石嶺聡子、沖縄を代表する3人の実力派ボーカリストがふるさと沖縄でついに競演。
1300人を動員した琉球の3歌姫バレンタインコンサートの感動を再び。
そして琉球放送のビデオライブラリーに眠る3人が少女時代に出場したカラオケ番組の貴重な映像を一挙公開。

会場入り口の様子
コンサート映像と秘蔵映像でつづる、最後まで見逃せない永久保存版。
いよいよ、90秒後スタートです。
(コマーシャル)
オープニング

RBCお蔭様で50周年

RBCのスタジオの奥に向かって歩く
狩俣倫太郎アナ。

RBCアナウンサー狩俣倫太郎
(狩俣倫太郎アナウンサー)
RBCのスタジオです。
このスタジオが完成してから23年。
これまで数多くの番組がここで作られそして放送されてきました。
情報番組、バラエティ番組、そしてカラオケ番組。
そのRBCのカラオケ番組に3人の女の子が出場しました。
生まれた場所も違うし放送日も違う3人の共通点は
歌が好き。
当時としては大人顔負けの歌声を披露してくれた彼女たち。
その後成長し、プロの歌手になりました。
今日はその3人の歌姫が同じステージに立った
琉球の3歌姫バレンタインコンサートの模様を
RBCに保管されている彼女達の少女時代の映像をふんだんに織り交ぜながら
1時間半にわたってお届けしてまいります。
コンサート会場
(ナレーション)
2月13日那覇市民会館。

会場の那覇市民会館外観

会場に観客が入る様子
RBC、Iラジオ主催で行われた琉球の3歌姫バレンタインコンサートには何と1300人もの人が集まりました。

ロビーでグッズを買い求める様子

映像には6時30分とあるが、結構空席があり、これが有名な沖縄時間?後の映像では満席でした。
午後6時半、会場を埋め尽くした観客の前にいよいよ3人の歌姫が登場です。
(回答)映像が撮影されたのは、だいたい6時15分頃です。6時30分の開演の時には、取材カメラマンを舞台の下手袖にスタンバイさせておかなければいけなかったので、6時30分直前の客席映像は撮っていません。…とはいっても、照明さんのタイミングミスで、6時27分には、客席は真っ暗になっていましたから、撮影不可能でしたけど…。(南の島)
コンサート会場実況
(狩俣倫太郎アナウンサー)
お一人ずつご紹介いたしましょう。

普天間かおりさん。
上手から登場。中央を越えて下手側でストップ。

石嶺聡子さん。
下手から登場。逆に上手側まで行ってストップ。

夏川りみさん。
上手から登場。中央に。

琉球放送創立50周年記念特別番組
歌姫、ふるさとに歌う
~歌の好きな3人の女の子~
のテロップが画面に出ます。
(狩俣倫太郎アナウンサー)
沖縄が全国に誇る3人の歌姫が
地元沖縄の皆さんに送る
一日早い歌のバレンタインプレゼント。
琉球放送創立50周年記念
琉球の3歌姫バレンタインコンサート
いよいよ開演です。
コンサート開始
最初は普天間かおりさんです。
(普天間かおり)
是非皆さんもご参加してください。CHAMP★LOOという曲です。
という普天間さんの呼びかけで曲が始まりました。

世が世であればお目どおりも出来ないほどのお家柄だそうで、確かにお顔にはやんごとなき気品がピカピカと。

何度も聞くと味わいが出そうです。
肝心な所でバックコーラスがヴィブラートをかけまくっていたのにはビックリ。殆どオンチに聞こえます。ヴィブラートはやめてもらわないと普天間さんと永遠にハモりません。
歌が終わった後、スタジオでの別撮りインタビュー。
スタジオではなく、本番当日のお昼に、会場・那覇市民会館の2階ロビーで撮りました。(南の島)
(画面上テロップが流れる)

楽曲作りはテーマとイメージが先
(普天間かおり)
基本的には何かこうテーマがあって、毎日の生活の中で、嬉しい事とか、ちょっと寂しいことがあったり、「何故、こんな事がある訳!?」ていう疑問とか、あるいは「こういう風になると良いね!」っていう理想だとか、そういうものが自分の中で生まれてから曲になるので、どちらかというと詩のテーマかな?、詩に近い核があって、どんどん膨らませるというタイプだと思います。
曲の作り始めは、最初詩を作り始めて、その後で曲作りを始めたんですけど、曲作りを始めた頃は楽器で作るのでは無くて鼻歌で歌を歌いながら作っていて、でもそれが一緒にやっているミュージシャンの中では 「楽器弾かないから生まれる発想だね。ユニークなものが沢山あるね」 ということで、良い点もあるということで続けて、でも、やっぱり楽器で曲を作りたいし、作ろうと思って少しずつギターとかピアノとか覚えていって、今はやっぱり鼻歌で作るときも、もちろんありますけれど、コードを鳴らしながら作ることも多いですね。
普天間かおりさんは話に句読点が無く、次々とつながるので、そのまま書くと結構意味不明になったりしそうです。聞き流すと意味は良く判るのですが、お姫様喋りなのかな?
ここで、お宝映像が流れます。

カラオケチャンピオンあなたも出番40回目の放送。

ちょっと音声がよくありませんが伸びるような高い声が印象的です。
保存状態が悪く音声が良くないのですが、歌はメチャメチャ上手いです。曲は演歌ですね。日本列島冬景色かな?
(回答)保存状態はいいのですよぉ。ただ、録画されているテープを再生するデッキが今は既に製造中止になっているユーマティックという古い機種で、それを現在使っているベータカムという種類のテープにダビングしたとき(3年くらい前)の我が社保有の機材がかなり古く(しかもその機種は既に一台しかない!!)音声の再生がものすごく悪かったので、こうなってしまいました。ちなみに、それに続く映像も同じ種類のテープに収録されていますが、こちらはダビングした素材がなかったのでこの番組のためだけに東京のイマジカというところに頼んでダビングしてもらいましたので、音声は明瞭です。頼むところに頼めばちゃんと再生できるんです。だけど、1本ダビングするのに、○○○○○円かかるので、さすがに、全部ダビングしてください!とはプロデューサーに頼めませんでした。ゴメンナサイ。(南の島)

一般参加の出場者として出ていたこの番組に、この回では何とゲストとして出ています。

また、演歌を歌っています。曲は涙の連絡船かな?違うな?演歌の曲名、自信ないです。
相変わらず落ち着いて上手に歌っておられます。ちょっと大人びてきましたが高貴な美少女ぶりは健在。
1曲目は「氷雨」次は「おんなの出船」です。(南の島)
確率0%。失礼致しました。
上京してますます沖縄が好きに
(普天間かおり)
沖縄にいた頃も、もちろん沖縄好きだったし、でも、もっともっと、こう、確実に、自分も感じながら 「沖縄大好き」 人にも 「私は(沖縄が)好きです」 って堂々と言えるって言うのかなあ?何か、そういう風になったのは上京したからだと思うし、もちろん東京とかそれ以外の場所、それぞれ良い所があると思うんだけども、離れて思う故郷っていうものに今は良さを感じていて、時々帰ってきて、また力をもらうなり、ちょっとオフになるっていうのかな、気持ちのスイッチをオフにしたり出来る、そういう感じですね。
ここで再びステージに戻ります。曲は「君の賛歌」

この曲も始めて聴く曲。
このテンポだと一回目から歌詞がハッキリ聴けて楽しめます。詩も曲も一級品ですが音が飛ぶので難しい曲ですね。
自分で作ったのだから仕方ないか。
普天間かおりさんは地声とファルセットがバレやすいというか、ハッキリしているので切り替えが難しいですね。
普天間かおりさんはテレビで見ると表情が非常に大切なので、大きな会場の後ろの方で表情が見えないと魅力が半減すると思います。声だけを聞くという人ではないようです。普天間かおりさん用に個人的に特別オーロラビジョン要求。
(回答)予算がありませんでした。ゴメンナサイ。彼女はどちからというと、ホールコンサートよりは、ライブハウス向きのアーティストだと個人的には思います。(南の島)
(歌が終わると同時にコマーシャル)
2番目は石嶺聡子さんです。


今回、初めて真面目に聞きました。
東京日記は同じフレーズが何回も出てくるので、いやでも耳に付いて、知らないうちに口ずさんでしまいそう。それが手なのかな?
石嶺聡子さんは自分の歌いやすいように無理せず曲を作っておられるみたいですね。声のツブも揃っているので聞きやすいです。
テクニックもあるので安心して聞けるのですが、声の質もあって念仏にもなりかねない曲。バックコーラスはこちらは完璧。
歌が終わった後、那覇市民会館2階ロビーでの別撮りインタビュー。
(画面上テロップが流れる)

何故か大きな帽子付で登場の石嶺聡子さん。サトコです。可愛い片お下げが見えません。サトコです。
日記を読み返して自分を振り返った
(石嶺聡子)
東京に出てきて、まず最初にやったのが日記を付けてた事なんですね。(ここで、下を向きながら何度もうなずく)で、あのー、東京日記を書くときに、もう一度何か、何の気なしに、日記を読み返してみた訳です。
さぼりながらも、何かこう 「前、どんな事書いてたんだろう」 って、前書いた日記を読んでたら 「私、こんな事で落ち込んで、へこんで、なえてたんだ」 でも今なら 「エー、こんな事でって思える自分に成長してる」 って思えたんですね。
東京に出てきた、出てきて出会える人達って、いっぱいいたわけで、それによって何か色んなこう、・・・考えを持ったり思いを持ったりして、「ああ、私はこういう風に生きるんだ」 とか、すごくぼんやりしていたものがクッキリ見えるようになって来たんですね。
石嶺聡子さんは、てにをは、が抜けまくりなのでちょっと話し方が変ですね。話自体は無理なくつながっているので、まあ、通じれば良いサーでしょうか。
ここで、お宝映像が流れます。

カラオケチャンピオンあなたも出番のグランドチャンピオン大会。
年間チャンピオンが決まるこの大会に石嶺聡子さんが出場していました。
歌っていたのは、何と、演歌。
(1986年12月放送 曲名は男船)
おおー、子供がコブシを回している。でも、どうして沖縄は全部演歌なんだろう?
(回答)番組が放送されていた1980年代は、第一次カラオケブームの頃。でも、今のカラオケと違って、カラオケBOXなんてものはありませんでしたし、ブームの主役といえば、酒場(あえてそう呼ぶ)で歌う、お父さんお母さんたちの世代(当時の)になってくるので、だから歌う曲も演歌方面に偏ってくるのです。で、子供たちが演歌が歌うのが多いのは、お父さんお母さんの影響(自発的なものも、半強制的なものも含めて)です。ちなみに、カラオケチャンピオンあなたも出番という番組は、NHKのど自慢と一緒で、あらゆる世代の方々が出ていました。普段は20代から上限無しの大人の人たちが出場していましたが、子供の日が近いとか、夏休みだからとか、お祭りだからとかいう節目節目の理由で「ちびっ子大会」を開催していました。大人に人気のあった番組なので、たぶん親が出場を申し込んで「アンタ演歌歌いなさい」と歌わされていた子供もいたことでしょうね。(笑)(南の島)

(1991年11月放送)
白ブラウスに黒スカート、蝶ネクタイと思いっきり高校生らしい服で登場。歌っているのは演歌なのですが、やけにアッサリしているので不潔感が無い。すごく良い感じ。

この頃には表情に自信が表れています。
(当時の会場の司会者)

第16回の長崎歌謡祭の大賞は沖縄RBC琉球放送推薦、石狩挽歌を歌われました石嶺聡子さんと決定いたしました。
(1992年9月放送)
1年でこんなに上手くなるものなのかとビックリの大賞です。

曲はセカンドシングルの「私がいる」。
演歌は卒業したのですね。良かった良かった。
聡子さんが抱いているのは、小さな犬です。
変に見えますが結構可愛い犬です。
ビデオには海や漁船も出てきますが犬がらみが多いです。
この犬はマルチーズですね。多分。
(回答)9の回答と近いのですが、聡子さんのお父さんはちょいとした有名人だった方で、結構式の司会とかをされている方です。近況は存じませんが。「沖縄の田端義夫」という異名をもっており、私がAD時代、番組にゲスト出演して歌っていただいたこともありました。(南の島)
3rd シングル「花」について
(石嶺聡子)
「ひめゆりの塔」という映画の主題歌で「花を使いたい」 と監督さんが言っている、という話を聞いた当時の私のプロデューサーが、「聡子ちゃん、歌ってみたらどうかなあ」 っていう風に言ってきて、私もたぶん物心付いた頃には、もうその曲は沖縄にあって、何と無くメロディー覚えてたので 「じゃあ、ちょっと歌ってみます」 っていう感じで歌ったら、映画の主題歌として使われるようになったと言うのがいきさつですね。
もともとはポップスというジャンルで行きたかったので、そこでデビューしたんですけど、「花」に関しては沖縄的とかそういう感覚は全然無く、(何度もうなずく)とても、そのレコーディングした当時、気持ちよく歌ったのを覚えてて、その後ですよね、何か割と「花」っていうのがボーーンと一人歩きをしてしまって、あのー、石嶺聡子っていうのはこういう、まあ、こういう系統の歌を歌っているんじゃないか、みたいな、こう周りの見方がそうなってしまったんで、私自身やっている事は、そのつどそのつど、えー、何か、楽しんだりとか気持ちを入れられるような感じで歌って行きたいんですけどもね、何か、曲が一人歩きしてしまうって言う事はありました。
何だか、思いを伝えようとしたので、句読点が無くなってしまったみたいです。
再びステージに戻ります。

やっぱり置物みたいに座ったまま歌っています。
この置物スタイルがいつものスタイルなんでしょうかね??
(回答)だと思います。3年前に番組にゲスト出演してくれたときもこんな感じで歌ってました。(南の島)
「花」のような曲でもベタ付かず、テンポはしっかりしているので聞いていて気持ちが良いです。
ただ、声に色が無いです。歌は上手いし、歌心もあるのに、無色なんです。
他の曲を歌ったら誰が歌ったか解らないと思います。
だから思いっきりパンクな格好をするとか曲の方で特徴のある曲を歌われると良いのではと思います。
ここで、解りました。先ほどの「東京日記」は石嶺さんにはピッタリの曲ですヨ。
ファンでも無いのに失礼しました。でも、今日からはりみさん、普天間かおりさんと一緒に3人応援します。
(曲が終了と同時にコマーシャル)
3人目はもちろん夏川りみさんです。

これでつかみは一発OKです。

でも、イントロだけじゃなく、歌っている時もビシバシ弾けるようになったのですね。
さすが、我らが り~みぃです。
歌は地元なのと3歌姫のトリという事で気合というか、思い入れ超強力。
声は何時ものピカピカ声で音程も完璧。
さすがに安心して聞いていられます。
歌が終わった後、那覇市民会館2階ロビーでの別撮りインタビュー。
(画面上テロップが流れる)

(ツッコミ)10月9日ですね。私事ですが、私も同じ誕生日です。そういう理由で、りみさんが沖縄で初めて単独ライブを開いた時に、演出をさせていただきました。(南の島)
普段はニコニコのりみさんが、全然笑ってないです。真面目にしゃべっています。真面目でも可愛いなあ。
(釈明)真面目に質問しましたので…ハイ。(南の島)
「涙そうそう」で沖縄を見つめ直した
(夏川りみ)
この「涙そうそう」という曲に出会ってからの、沖縄を振り返ったときに、ものすごく故郷を大切だなと思ったし、何で、こんな素晴らしいところを持っていたのに、あまり好きじゃなかったんだろうっていうのは、正直ありましたね。
だけど、やっぱり、三線の音だったりとか、沖縄の島歌だったりとか、そういうものが、何て素晴らしいんだろうかというのが後から気が付かされたというのが本当の話だし、だから、この曲にめぐり合って無かったら、多分そういう風に思って無かったのか、って逆に思うし、あの小さい頃、演歌ばっかりで、島歌とか、良い歌いっぱいあるのに、全然興味なかったし、それが今、沖縄の曲を歌わせてもらうようになって、もっともっと歌いたいなあっていう自分がいるし、歌っててやっぱり 「ああ、うちなんちゅうだな」 って感じるところ物すごくあるし、だから、そういうのやっぱり、もっともっとこれからも大切にしていかないといけないなと逆に
(思ってるし? と続きがあったのかも?)
(回答)続きの言葉はありませんでした。続けてウンウンというリアクションで終わっていたので、気持ち的にはそういう意味で合っていると思います。(南の島)
しつながりで丸が打てませんでした。りみさん、トークの新境地に入ったようです。
ここで、お宝映像が流れます。

夏川りみさん、本名兼久りみちゃんがカラオケチャンピオンに初出場した映像です。結構おなじみの映像かも知れません。コブシを握りしめて熱唱する様子はすでに大物の歌手の片鱗を見せています。
(1984年5月放送 兄弟船)
この映像は私も何度か見た事があります。右手にマイクで左のコブシで空をブンとたたく様子は何度見ても笑えます。歌は、文句なしに上手いし、声も物が違う。

(1985年10月)

プロ歌手への登竜門と言われていたこの大会にりみさんは出場しました。
歌ったのは「石狩挽歌」。後に第16回大会で同じ曲を歌って石嶺聡子さんが優勝した事を考えると、何か不思議な縁を感じさせられますよね。
上手い、上手すぎる上手さ。

(会場での司会者の声)
長崎歌謡祭で大賞が決まった瞬間のりみさんです。
りみさん、全然泣いていないです。当然という顔をしています。
大物なのか12歳だからかは不明。この時客席の様子が写されたのですが、りみパパは確認出来ませんでした。
(釈明)これは私が釈明するものでもありませんが…素材には、りみパパのインタビューはありました。会場にもちゃんといらしてました。たぶんここの映像は、単純に「客席のリアクション」ということで挟んだ映像だと思います。(南の島)

こちらは星美里として沖縄県カラオケ選手権大会にゲストとして出演した時のりみさんの映像です。
(1990年10月放送 曲は夢色めまい)
この時代はやはり元気が無いようです。
珍しくオーラが無いというか勢いが無いというか。
全国で活躍する沖縄のミュージシャン達を見て
(夏川りみ)
皆がやりたい事をやっていて、それを沖縄だけじゃなくて、多くの人に認めてもらいたいという事だったりとか、沖縄はこんな所だよってのは、たぶん歌を通して、沢山の人に届けていると思うので、それは、やっぱり、ジャンルが違くっても、沖縄の人が、がんばっている姿を見たら、すごく、何か、自分のことの様に、他の人にも 「知ってるー?」 とかっていう感じになるし、逆に 「あー自分なんかも頑張らなきゃいけないなー」 って気持ちになるんで、何かすごく、あぁぁ、見てて嬉しいし、また頑張ろうって気持ちにもなるから、もっともっと、いっぱい沢山上がって(上京の意味か?)欲しいなあって思いますね。
りみさん、沖縄向けだと少し早口なんで細かいところ聞きづらいです。これだけ話して結局、○は無し。しとでで全部つなげてしまった。
再びステージに戻ります。

力の抜けたりみさん大好きです。
ある意味、りみ歌の真髄ですね。
三線はやっぱりフラットでいい気持ち。
声にふらふらっと、三線はフラット。
(曲が終了と同時にコマーシャル)
インタビュー
歌が終わった後、那覇市民会館2階ロビーでの別撮りインタビュー。
「歌」が教えてくれたこと

たとえば、つらい事があったり、イヤな時があって、ンーン、そのイヤな、ンーン、原因を無くすって事ではなくて、そこから、逃げないでね、「よし、もう一回、自分のお足で歩いてみよう」 とか「もう一回やってみよう。頑張ってみよう」 と思う、力を沸かせる、そういう、音楽は何か不思議なパワーを持っていると思って、で、もちろん力だけじゃなくて、時々、ンーン、慰めであったり、時々一緒におだやかな気持ちにさせてくれる、だからこう、何か、そういう中で 「生きて行こうね」 「生きて行く事って、すごい、素晴らしいことだよ。いっぱい、こう、何か楽しいこともね、周りには見渡したらあるんだよ、って事を、ンーン、今の時点では歌が、まあ私自身にも教えてくれるし、また私が歌う歌で、何かそういう気持ちにね、誰かが、そういう気持ちになってくれたら良いなーって思ってます。
ここで普天間かおりさんが一曲

これは、普天間かおりさんの使いやすい音域を使っているので聞きやすいです。

やはり、バックコーラスは気になりますね。声の質は良いけど揺らすの止・め・て。
インタビュー
歌が終わった後、那覇市民会館2階ロビーでの別撮りインタビュー。
「歌」が教えてくれたこと

自分で書いている曲に関しては、自分の気持ちからすなおに出て来るものなので、あのー・・・、経験だけじゃ足りない所もあるんですけれど、「私、こういう気持ちも持っていたんだ」 とか、たとえば、こう、自分が恋愛において、何だろう、何でも、すごい泥沼の状態に、もし置かれたときに、自分ならこう生きるんだ、っていう、そういう創造の世界とかも考えるきっかけになったりして、すごく、書くことによって、自分というものがより良く見えて来たことと、歌がより身近になりましたね。気持ちが歌に近づいた。「歌ってこんなに楽しかったんだな」 とか、「こんなに、何か涙出そうになるんだな」 っていう感情が、より前より深まった気がします。
ここで石嶺聡子さんが一曲

もちろん聞いたことなどありません。
うーん、独り言みたいな歌ですね。
好きな人は好きなのかな?
せっかく歌を聞くのでハッピーになりたいなあ。
<プリムラ・ポリアンサ>
歌が終わった後、那覇市民会館2階ロビーでの別撮りインタビュー。
「歌」が教えてくれたこと

歌う事によって、自然体の自分が居られるという事で、だから昔は、こう、難しい歌を歌ったんだけど、最近は本当に心から「これを歌いたい」 って思う事を、が、感じられる歌を歌わせてもらっているから自然体でいられる自分っていうものを、逆に、歌に教えられてる。って感じてますね。
ここでりみさんが「ココロツタエ」を歌います

でも、この歌りみさん以外歌えないでしょう。
声の質が問われる曲ですから、谷村さんもりみさんを想定してやりたい放題ではないですか。昴より全然難しい。
(コマーシャル)
3人の歌姫による夢のジョイント
楽しく皆で安里屋ユンタ行きましょうー
というりみさんの掛け声でおなじみのイントロが始まります。


客席はもちろん全員起立。まさか座っている人は居ませんよね。ン、居ません。
バンドはりみバンドのままで、りみヴァージョンでのジョイントです。

りみさんの手の動きが、他の2人より圧倒的に大きいので、2人も真面目にやれよ、と思ったら、りみさんだけスタンドマイクで、あとの2人はハンドマイクを持っていて、手拍子も形だけでした。
(釈明)まぁ、最初からそういう話だったし、そういうセッティングなので。雰囲気としては、りみさんがアンコールに応えるように見せかけて実は三人だった…という演出なので、アンコール中にあとの二人のスタンドをセットするわけにもいかず…(汗)。(南の島)

相変わらず、元気です。ほんと元気。
沖縄は花粉症が無いせいか、お酒のせいか、

本当に素直な歌で良い歌い手なんです。
りみさん直後でこの歌は大したものと思います。

地声とファルセットの切り替えが節にきています。
りみヴァージョンなので、普段はこのキーではないのでは?

皆さん、どうも、ありがとうございまーす。
いえー、素晴らしーい。
というりみさんの声
インタビュー
狩俣倫太郎アナウンサーによるインタビュー

(狩俣)ねー、すごい盛り上がりで、どうでしたか皆さん、それぞれ感想を一言ずつ伺いたいんですけれど。
(石嶺)本当に、久々に帰ってきた沖縄で、あの、ほんと素敵なお二方と一緒にライブ出来て、すっごい暖かい空気の中で歌うことが出来て、とても幸せでした。本当に皆さんありがとうございました。
(狩俣)ネ、表情にも幸せがあふれてますもんね。今ね。で、りーみぃはどんなでしたか。
(夏川)もう、私もですねえ、本当にこういう事って無いじゃあないですか。
(狩俣)無かったですか。
(夏川)無かったんで、本当に一緒にずっとずっと歌えたら良いなあって思いは、ずっとあったんでネ、その夢は、また一つ実現して、ウワーすごく嬉しくてねー、何か、しかも又、沖縄で歌えたって事が一番、嬉しいですね。皆さん本当にありがとうございました。
(狩俣)ねえ、かおりさん、如何でしたか。
(普天間)もう、楽しかった。本当に。帰りたくなーい。ハホホホホホホ。
(狩俣)さっきからテンポがだんだんだんだんスローにスローにスローになってる。そのうち寝るんじゃないかと・・・・・ その笑い声・・・・・
(普天間)沖縄時間になってしまってね。
(狩俣)なってますね。
(普天間)り~みぃとは仕事で前、東京とかで会ったりとかした事もあるんだけど、聡子ちゃんは初めてだったんだよねー。小さいときは知ってるよ。こんなに・・・(手で背の高さを示す)。おしめは変えてないけど。
ちっちゃい時は知っているけど、でも何ていうんだろう、こう、会って無くても、何か、飛び越えて、こう、ずっと歌が好きでやってきたっていう共通点も、もちろんあるけど、何か、こういう雰囲気の中で、すごく自然に、何か、過ごせるっていうのは、中々無いんじゃないかな、って思って。
(狩俣)だって、今日始めて歌も合わせたわけでしょう?
(夏川)そうそう
(普天間)だからよ
(狩俣)楽屋で、何か、音あわせしてただけですよね。
(普天間)ネー。凄いと思わない? (と客席に聞く) ハホホホホホホ。
多分お客さんは当惑の空気
(狩俣)ウチナンチューのDNAが脈々と皆の体にあるんですね。
那覇市民会館2階ロビー
那覇市民会館2階ロビーでの別撮りインタビュー。
これから歌っていきたい歌

自分の歌に勇気をもらったり、エー、夢を見せてもらったりしている人なので、自分の歌で、えー、ンーン、心の栄養になるよううなね、誰かにとって、そういう歌が歌いたいし、作って行きたいし、あのー、広くじゃ無くてね、記憶に残る歌であったり、No1じゃなくて、オンリーワンでありたいし、そういう歌を目指して頑張ります。
歌の好きな「かおりちゃん」に一言・・・
ずーっと変わらずに歌を愛していってねって言いたいです。

何か、自分の気持ちがそこにあれば、どんな歌でも、ハイ、そして、等身大の歌で、エー、自分が泣けちゃうぐらい心の入る歌を書いたりして歌って行きたいなと思ってます。
歌の好きな「聡子ちゃん」に一言・・・
色々あると思うけど・・・大丈夫サーっていう精神で、「気持ちよくこのまま歌って言ってごらん」って感じですね。

ウーーン、そうですね。やっぱり生まれ育った沖縄の音楽っていうのも、もちろん大切にしながら、だんだん少しずつこう何か、もっともっと日本だけじゃなくて、もっともっと大きく広くっていうような感じで、アジアっていうような感じの、何か動き方もやりたいなっていうふうに思ってるんで、そうですね、行ける所は本当に何処でも海外でも行って、やっぱり生の歌声を聴いてもらって、向こうの人がどういう風に感じるかというのも試してみたいし、本当に色んな所で歌いたいし、あのー、本当に音楽って何処でも通じると思うんで、そういうのもっともっといっぱいやって、はたして自分に、何か、「こういう世界もあるんだ」 っているのも、いっぱいいっぱい取り入れて、何か、自分らしいものが作れたら良いなあっ・・・(うなずく)
歌の好きな「りみちゃん」に一言・・・
何だろう・・・。まあ、歌が好きっている気持ちをそのまま持ち続けて、これからも、そですね、一人でも多くの人に大好きな歌を届けてあげたて下さい。
3人の歌姫による夢のジョイント
番組の最後は「芭蕉布」を3人の歌姫で歌います。

独特の節回しでこの芭蕉布は中々良いですね。
所々息が支えきれていないのとファルセットの
問題が解決できれば素晴らしい歌手だと思います。

この芭蕉布は絶品です。
無理なく、いじくらず、自然で素直です。
こういう歌を歌われる方がいらしたのですね。

やはり昔から、一声二節、と言われるように、この声を聞くとたまりません。
声の質は天性のものなのでこのまま大切にして欲しいです。

(コマーシャル)
(ナレーション)
ここでテレビをごらんの皆様に3人の歌姫からプレゼントのお知らせです。
まず普天間かおりさんからは、アルバム「ゆらぎ」の直筆サイン入りCDを3名様に
続いて石嶺聡子さんからは、アルバム「ブルーミーバルーン」のCDにメッセージカードを添えて3名様に、
そして夏川りみさんからは、2005年のオリジナルカレンダーとオリジナルTシャツをセットで3名様に、
以上、合計9名の方にプレゼントします。
必ず、ご希望のアーティストと住所、氏名、年齢、電話番号、歌姫へのメッセージを書いてご応募下さい。このページからはご応募出来ません。
(ツッコミ)まさかプレゼント告知のコメントまでテキスト化なさるとは!!完璧です!!(南の島)
これで、番組は終了しました。