「フルサト」by ハイフェッツ


第10章 喜納昌吉へのオマージュ


(2007年3月22日)

 昨日、連れ合いのN子と新宿に買い物に行きました。舞台衣装を選ぶのにさんざんあちこちに付き合わされたあげく、カードで16万8000円なり。

 仕方ありませんね。毎日のようにコンサートされていた夏川さんのような歌手の方は、衣裳代を一体どうしてるのでしょうね、などと下世話なことを考えてしまいました。でも無事に良いものを選び終えてほっとしました。

 新宿にきたということで、夕飯は高円寺の某沖縄料理店まで足を運びます。何度も来ていますが、N子を連れて行くのは初めてです。N子は以前から「行きたい、行ってみたい」ととても楽しみにしている様子でした。

 店内はいつもどおり、活気にあふれておりました。ラフティにゴーヤチャーハン、紅芋の天麩羅、シークァーサージュース、最後に沖縄そば。おなかいっぱい、味も量も大満足。N子も喜んでくれたようで、その点うれしくもありました。

 店内には沖縄音楽にあふれていました。リズムがいいですね!

 今にして思えば重みのある歌詞であり、喜納昌吉ワールドだと思います。

 某喜劇俳優がこの歌のパロディでお茶の間に爆笑を興させていたとき、喜納昌吉氏への思いは如何なるものであったのでしょう?宇崎竜童氏の作曲した「ハグしちゃお」は、オリジナルの喜納昌吉氏や楽曲のバックボーンである沖縄音楽のリズムやメロディーに対する尊敬の気持ちがよく表れていると思います。

 宇崎竜童氏が子供たちに伝えたいものと、ハグしちゃおとマッチしているとも感じます。なにより歌手の夏川さんは文句無く素晴らしい。

「変なおじさん」も「ハグしちゃお」も子供をターゲットにしてはおりますが、私は後者のアプローチが好きです。高円寺でそんなことをふと思いました。

フルサト エッセイ 2007


夏川りみさんと遊ぼう