アサリの天敵を成敗
台風一過の海の公園では
日本列島を縦断した台風が去った2017年9月19日、晴天の爽やかな秋風の中、横浜海の公園に出かけました。
昨日は台風は去ったものの、低気圧による異常潮位のため潮干狩りは出来ず、本日は天気の回復を察知した潮干狩りマニアの姿が海岸にちらほらと。
今年はアカニシが多いため、貝網は2つ用意しています。2つの網を結んでおき、波で流れていかないようにしています。
本日の収穫です。右はもちろんアサリ。
そして左の網にはアサリの天敵3兄弟が入っています。
アサリの天敵用の網の中の内訳はアカニシ10個、ツメタガイ1個、ヒトデ3個です。ヒトデは食べられませんが、アカニシとツメタガイは美味しいので、もう今年はアサリと、ついでに天敵共も潮干狩りの立派なターゲットです。
広い海岸は秋は人も少なく、何だか都会の人込みから逃れた別天地の様。人込みも良いけど、人が少ないのも良いですね。
水面に頭だけ出してひたすらアサリを掘っていると、脳天も時たま波で洗われ、良くない事を考えている煩悩も奇麗に洗われるようです。
今日は海パンは持参したものの、上に着るシャツを間違えてランニングを持参してしまい、ランニングで数時間も潮干狩りをしたら、今日の晴天では潮干狩り歴64年の経験上、肩や背中が悲惨な事になるのは火を見るよりも明らかだったので、来る時に着ていた服のままジャブジャブ潮干狩りをする事にしました。
そして帰りにはランニングだけでシーサイドラインに乗り、終点の新杉田で何か服を買おうと計画していたわけです。
しかしあまりの晴天に、これは置いておけばすぐに乾くのではという希望的計画に変更。
服を干している間に目の前を変わった模様の白黒のハトが首を前後に振りながら通り過ぎて行きました。アサリだけじゃ無くハトにも色々模様があるのだと再発見。
そうこうしているうちに服も乾いたので、晴れてシーサイドラインに堂々と乗車。帰宅の途につきました。
数少ない貴重なアサリの砂抜きをしています。
今の時期は砂が多いのでブクで空気を送りながら一晩かけて砂を抜いています。ブクを使えば酸素量が落ちないので一晩漬けておいても大丈夫。
今年のアサリの天敵共の捕獲成果です。まだまだ11月まで増えますよ。
アカニシなんて年間で5個も出会えば良い位だったのに、アマモが繁茂してからやたら増えました。
アマモは海の生物達のゆりかごなんて言いますが、アサリの天敵のゆりかごでもあった訳です。