海の公園大復活の予感

海の公園は海水浴場

2017年7月25日、夏休みに入った海の公園にアサリを掘りに行って来ました。
潮干狩りで有名な横浜金沢海の公園ですが、実は立派な海水浴場で海開きもありました。


海の公園中央付近から北側を眺めて見ると、何だか寂しいかぎりです。


南側もこんな感じで人が少ないですね。今はアナアオサが海に漂っていて足に絡みつき海水浴には本当に邪魔ですよ。泳げば必ず足にアナアオサが絡みつくって、殆ど昔のドリフターズのギャグです。

結局、潮干狩りをしている人の方が多くて、海水浴客って数えるほどしか居ません。といってもアサリも不漁ですので、まあ人は来ませんよね。


それでも、砂浜を見るとアサリの目が無数にあって、海の公園の大復活を予感させます。掘ってみれば判りますが、このアサリの目は全部1㎝未満の赤ちゃんアサリの水管です。

気がかりは、このアサリの目が海岸全体では無い事です。大豊漁の年の前年は海岸全体がこんな感じになります。


緑の薄いビニールの様な海藻がアナアオサで、海の公園ではどうしようもない迷惑物です。アナアオサの名前の由来のアナが沢山空いています。


今日、アサリを獲った場所は、海の公園中央のライフガード詰め所から海に向かって斜め左のアマモ場です。持って帰れるような大きめのアサリは、もうアマモの間にしか居ません。それもだんだん減って来て、数を揃えるのは大変です。

この場所は人が少なくて、まだアサリは残っていますので興味のある方はどうぞ挑戦して見て下さい。ライフガード詰め所の前横ですので、何か怪我をしたり迷子などには便利ですよ。


砂浜を裸足で歩いていると熱くて熱くて、海の公園は奥行きが広いので裸足で歩き出すと、思っている以上に途中で我慢が出来なくなります。そんな砂浜に芝のような植物が生きられるのは何故だろうと考えました。本当に野草の炒め物が出来そうな熱さです。




これが今日の収穫です。一人で本気を出して3時間掘りました。アマモの間を根気よく指で探します。クマデは殆ど邪魔なだけで無力です。
「アサリを1個見つけたら30個いると思え」という格言は今日も少しは生きていて、アサリを1個見つけると2,3個は同じような大きさのアサリが見つかります。

それでも3時間本気モードで2㎏いきませんので、今年は本物の不漁です。でも、不漁なら不漁で楽しいのは何故なんでしょう。沢山獲れても嬉しいし、獲れなくても獲れたわずかなアサリに愛着がわきます。


不漁の年のアサリでも砂抜きの時は嬉しそうに、ももクロ赤のエビぞりみたいになっています。


今日こそは天敵アカニシを退治してやる

アサリの天敵であるアカニシを今日こそは一網打尽にするつもりで出陣いたしました。


結局獲れたアカニシは6個で、しかも1個は空でした。つまり退治出来たのはアカニシ5個です。


アカニシを茹でて中身をつまようじで突き刺し回しながら取り出します。アサリを食べている憎いやつ。成敗じゃ。


そして、好き嫌いのあるワタは捨てて(好きな人は相当の酒飲みか)、コリコリの身の部分だけを食べやすい大きさに切って、酒、みりん、だし醤油で味付けします。量が少ないだけに味が濃くなりがちですが、少し濃いくらいの方が美味しく食べられます。

ハイ、今日は大成功です。アカニシもツメタガイも天敵つながりにつき、同じ扱いで美味しく食べられました。


帰りに東急横浜駅の駅長室前に今週末から始まるシーサイドラインのスポーツフェスタのポスターが貼ってありました。8月5,6日の方は潮干狩りも出来る日なので、海の公園を2倍楽しめます。
詳しくは以下を。