限定解禁された海の公園に行って来た


2020年7月1日より横浜海の公園と野島公園は設置されていた柵が撤去され、砂浜に入って自由に潮干狩りが出来るようになりました。

立ち入りが禁止されていた海の公園に限定で解禁された6月10日、潮干狩りに行ってきました。
6月のスケジュールが書かれています。
6/10~6/19 砂浜に入れます
6/20~6/25 砂浜閉鎖
6/26~6/30 砂浜に入れます


何か所か砂浜に入るゲートが開いていて自由に砂浜に入ることができます。大々的に告知はされてはいませんでしたが、それなりに人は入っていました。

数日前に南側(バーベキュー場側)の海を耕したそうで、足がズボッと入る場所は耕した場所です。

アサリはいるのか

何しろ、一番潮干狩りが盛り上がる期間に2か月ほど閉鎖されていたため、アサリがしこたま残っているだろうとは、誰でも想像します。


でも、アサリが残っている筈の中央より南寄りのポイントは常連がたくさん入っているものの誰も顔色がさえません。
常連さんはお年寄りが多く皆ジョレンを使っているので、アサリが少ない時は疲れるばかりで威力半減。いつの間にか皆いなくなっていました。

海岸の北側半分(管理棟側、バーベキュー場の反対側)はアサリの殻も無く、別の海の様です。今年はアオサの姿も殆どなく、歩きやすいのですが、肝心のアサリもいないので「そして誰もいなくなった」 状態です。そうそう、今年はやたらキサゴが多いので、アサリのついでに獲ると美味しい良いお土産になります。小さいのでワタも抵抗なく食べられ珍味です。珍味というよりは正直美味です。ただでは起きない海の公園ですよ。
普通のアサリ網では抜け落ちてしまいますので、目の細かい小さな網を一つ用意されると良いでしょう。


南端は先に潮が引くので水遊びには最適です。アサリというよりはマテガイの場所ですね。


アサリと遊ぶよりは水と砂で遊んでいるみたいです。水遊びなら、アサリの数とは関係なく遊べて良いな。
3月初旬に掘った時は数は少なめながらちゃんと捕れましたが、今回は何しろ殻が多すぎる。殻9 中身あり1 といったところ。
しかもアサリの獲れるゾーンが海岸中央から南側寄りの沖合のみ。

殻が欠けたり、色が落ちたりはしていないので、死んでからさほどの時間は経っていないようです。


それでも「アサリ1個を見つけたら30個いると思え」 の格言通り、アサリは固まっているので、良い場所に当たれば10個、20個は獲れます。
ただこういう条件の時は死にそうなアサリも混じる可能性が大きいので、口が閉まりきらないような弱ったアサリや身が半分しかないようなアサリは外します。

アサリをガチャガチャやっていると、身の無いアサリや殻だけのものは、明らかに空っぽの異質な音がします。だんだんガチャガチャするグループのアサリの数を少なくして絞り込んでいくと、見つけられますが最初は難しいでしょうね。

慣れれば誰でも出来る筈です。

千葉の富津では休んでいた1か月半の間にアサリが壊滅したそうですが、海では何かが起こっている。台風が来たわけでもないし、赤潮も大きなものは聞かないし。

ともかく潮干狩りどころではない昨今ですが、海も何だか大変です。アサリにも未知の病気とか色々あるんじゃないでしょうか。


結局、すべて佃煮にしてしまいました。これは美味しすぎて、ご飯を食べすぎてしまうので気を付けなくては。すぐに調理してしまったので悪くなったアサリは混じってはいませんでした。身も時期らしく詰まっていました。ただ、アサリを見た感じでは、口を閉じないアサリが結構見受けられ、冷蔵庫でも数日はもたないなという印象です。