そして、アサリ掘りの結果はというと、波打ち際に近い浅い場所とはいえ、しばらく人が掘っていなかったのでアサリが多く大漁となりました。
アサリを掘っているとプカリと靴底が浮かんできて、海にこんなものを捨てるなよ、と思った瞬間、足元を確かめると自分のウェーダーの靴底でした。他にも壊れるものの多い日で、長い一生にはこんな日もあります。
今日は大きいアサリだけを選別する余裕は無く、大小交じりですが4Kg程を持ち帰りました。
家に帰って砂を吐かせると非常に沢山の砂が出て、砂が出切ったのか不安になりますが、食べてみるとやはり僅かですが砂が残っていました。
やはり沖合いの砂地のアサリに比べると今日は岸近くの泥地のアサリが多いので、泥地のアサリは砂が出しにくいです。
岸の近く岩や石の間は大きなアサリもいるのですが硫化水素で黒く汚れたアサリが多いので普段はあまり獲らないのですが、今日は潮が引かないので仕方がありません。
今回はヤキソバやボンゴレに使うのは砂が絡むので難しそうです。
お味噌汁は十分美味しかったのでしばらくは楽しめそうです。
お風呂場の室温も低めなのでアサリも呼吸が活発ではなく2時間で切り上げずに4時間位は砂出しをさせていた方が良かったかも知れません。
また砂抜きトレイの中で。まだ完全には乾いてないと思うんだけど・・・
身は結構大きく冬場の痩せたアサリの印象はありません。気温は下がってきましたが海の中はまだまだ秋で、さほどの水温の低下はありません。海の水は3月の潮干狩りオープン時の方がはるかに冷たいです。
それでも人気が少なくなる時期ですので、何かあったときのために、海にはお友達と出かけられたほうが良いと思います。