10月の野島公園


●意外とまだ暖かい

10月の半ばというのに気温は結構暖かく、特に昼間の日差しは暑いほどで半そでも必要な10月15日、海の公園のとなり野島公園に出かけました。
人も少なくなったので海の中のアサリの様子でも撮影してみようという魂胆です。
出かけてみると朝の10時前とはいえ20人以上がアサリを掘っていました。


アサリは相変わらず沢山いてアサリの目が沢山見えます。小さな穴が2個並んでいるのがアサリの水管の穴で、大きな一個の穴はマテガイの穴です。マテガイが顔でも出していると楽しいのですが、海中の環境が悪くなって苦しくならないとアップアップと顔を出さないようなので、今はとても貝類には気持ちの良い環境のようです。

アサリの穴の撮影も終わり、いつもの潮干狩りを始めました。
何しろ潮が引くわけではないので体は海の中のワイルドな潮干狩りです。
日中は暑いという予報でしたが、今日の干潮は10時半。まだまだ、太陽は頭上には上っておらず濡れた服装は寒いです。風が無いだけありがたいといった所。

アサリの生息状況ですが、獲る人が少ないため体が濡れるのが嫌でなければ獲り放題です。
沖にジャブジャブと歩いていくと深くなったり浅くなったりしますが、本当は深場の方でやりたくても潮が引かないので浅い場所でしか出来ません。
偏向メガネを持っていったのでメガネをかけて海中を見ると海の中にアサリの目が沢山見えます。人が多いと海が濁って無理ですが、この人気の無い時期だけの特権です。ここを掘れば100%アサリが沢山獲れるわけです。


アサリの目の集団が見つかればアサリのポイントですので、後は掘るだけです。
大きなアサリは大きなアサリで固まっている傾向があるので、大きなアサリを見つけたら近所も探してみます。アサリの密集場所はポイントというよりは繋がっていてアサリロードといった印象。


アサリロードを水中カメラで撮影してみました。

アサリロードに沿って行くとアサリの目があるところと無いところがはっきりしています。アサリの目が見れればアサリを探すのは簡単なんですが人が多い時期は難しいですね。何箇所も掘ってみてアサリの集団を見つけたらアサリロードの方向を探しながら進んでいくと大漁間違いなしでしょう。