この稚貝達は無事育つのだろうか
全部がアサリの水管の引っ込んだ跡です。これだけ密集すると全部が育ったら育ったで密度的に育ちにくくなるわけです。
ですからアカニシやアカエイも少しくらいなら間引きで食べても良いけど、どうも根こそぎなんですよね。
明日7月14日(土)は海の公園の海開きです。前日なので少し人出があるのかなと思ったらスカスカでした。
潮は引くしアカニシで良かったら獲物は沢山いるんですがね。
水が残っている場所でクマデを使うと小さなアサリたちが砂の上に浮き上がってきます。混ぜ返すと砂よりアサリが軽いので浮かんで来るんです。
本当にこのアサリ達が来年まで育ってくれれば、海の公園も大復活なんですが、そうは思い通りいかないのが、この世のならい。つまりアカニシとアカエイの動向が気になります。
アカニシは殻の口に入る小さなアサリを殻ごと引き込んで食べるんです。
アカニシを見つけた人はたとえ小さくても再放流せず、必ず家に持って帰って鍋茹での刑に処さないとアサリが食べられてしまいます。
毎年ゴールデンウィークの10万人が産卵前のアカニシを獲りまくって根こそぎ退治すれば、アサリの状況も変わると思うんですが。
突然増えた生物は突然消えることも多いので、昔のようなアサリが湧きかえる海の公園に戻ってくれることを願うしかありません。
本当にもう神頼みです。