2018年の海の公園を占う

残念なお知らせをしなくてはなりません

昨年は久しぶりの不漁の年でしたが、今年は確実に昨年を下回るアサリの湧き具合になります。


2018年3月4日、シーサイドラインの八景島を降りてみると、一番北側で団体がアサリを獲っていました。残念ですが、北側は昨年同様アサリは壊滅状態です。

浜全体をざっと掘ってみましたが、中央部から北側、つまり管理棟寄りには、アサリが殆どいません。中央から南側はポツポツと獲れますが、全盛期の記憶が残っている人には、信じられないような状態です。


砂浜の中央部の境目ですが、迷子案内所が出来ればわかりますが、今は3棟のマンションが後ろに出来ているので、そこが大体中央です。

中央部から海岸の北と南を眺めてみました。


海岸の北側には日曜日なのに殆ど人が居ません。


南側は昨年と同様、アサリが少しはいますので、マニアは全員南側です。


南と北で2年続けて何が違うのでしょうか。バーベキュー場側から海岸の南側を眺めています。砂浜が大きく出て、潮が良く引いています。

海の公園は人工海浜で、大震災の時に私の印象では30㎝~40㎝沈下しました。若干戻りましたが、未だ震災前の状態ではありません。
海岸の南側にはウィンドサーフィンの発着場のために砂を入れています。
多分そのために南側が浅いのだと思います。


これは粉々に砕かれたアサリの殻ですが、このふりかけのような塊が、そこらここらにあります。

これはアカエイの食事の跡と思われ、一昨年のアカエイ大発生と関係していると思われます。思われるなどと、不確定な表現で言っていますが、潮干狩り歴65年の経験から言えば、不漁の犯人はアカエイです。
つまり北側ではアカエイがアサリを食べ放題で、南側は浅いので食べる時間が限られたという推測です。

沖でミニカイマキを使ってアサリを獲っているミニカイマキマン達の顔色がさえないのも同じ理由です。

アカエイは何万個も卵を産む魚ではなく、せいぜい10匹までを稚魚の状態で出産します。
ですから爆発的に増えることはありませんが、増え始めると東京湾では天敵が見当たらず、アサリにはやっかいな存在です。

一番良いのは海岸の北側にも横浜市が砂を入れて、震災前の浅さにしてもらう事です。アサリが食べにくくなれば、アカエイも自然に以前の数に減っていくと思います。海の公園は人工海浜のため、砂が他の場所よりも柔らかく、絶好のアカエイの餌場となってしまいました。


本日の収穫のアサリたちの砂抜き中です。水が冷たく砂に深くもぐっていましたが、室内だと温度が高いので水管を大きく出して喜んでいるようです。


アカニシも4個捕まえました。アカニシもアサリの天敵で、アサリも大変です。


今年のシーサイドライン主催の潮干狩りワークショップは、こんな海の状態から6月17日(日)の1日のみの開催となりました。ただしアサリは少ないので、スタッフ一同、知恵を絞っています。結構楽しいワークショップになるかも知れませんよ。
昨年と同様、講師は私で、アシスタントも昨年と同じく可愛い幸野ゆりあさんが勤めてくれます。