緊急ニュース
東名浜海岸は2004年4月の11日で潮干狩りが中止になりました。
(宮城県鳴瀬町)
サキグロタマツメタガイの食害によりアサリが激減、潮干狩りが中止に追い込まれました。
潮干狩り的に言えば、今年は入漁料を無料にしてサキグロタマツメタを潮干狩りの対象とし
食べ方等を書いたチラシ等を配布すれば、かなり減らせるのではないでしょうか?
味噌煮、酢の物など如何ですか。
横浜の海の公園に現れ(やがっ)たら人海戦術で全部獲って徹底的に食べて欲しいです。
今のところ居ないですが、来年は解らないです。千葉には既に居ます。
警戒警報発令!
こいつです。見かけた方は逮捕してください。
出るぞ、出るぞと言われて出ないのはオバケですが、
どうも、出たらしいです。海の公園に!!
これこそ真昼の貝談だ。皆で捕まえて食べて欲しいです。
今現在、私自身は未確認です。
アサリも、一晩かけて穴を空けられて身を吸われるよりは
きっと人間に獲られてアッサリ食べられるのを望んでいます。
指名手配犯貝の貝相写真
ツメタガイは昔からいますし数もさほどではありません。殻もちょっと可愛い気もします。
対してサキグロタマツメタは少し小ぶりで殻にもツヤがありません。
色白で先が尖って黒い特徴があります。千葉本面でイチゴ貝と呼ばれているのはこいつです。
ウォーキングは得意で砂浜を歩くのは早いですよ。
砂浜をはわせて散々遊んであげた後、逮捕してください。
詳しくは下の記事で
宮城でアサリ謎の不漁・・・潮干狩り中止
アサリの不漁のため潮干狩りが中止に追い込まれた宮城県鳴瀬町の東名浜(とうなはま)海岸で、石巻専修大の専門家らの現地調査が行われ、アサリの天敵である外来種の巻き貝「サキグロタマツメタ」による大規模な食害が発生していたことが分かった。調査は宮城県志津川町自然環境活岡センターと合同で行われた。場所によっては1㍍四方にサキグロ椎貝が25個見つかるなど、生殖活動の活発さが確認された。
サキグロは9~11月が繁殖の時期で、椎貝のうちからほかの貝を捕食する。鳴瀬町漁協は昨年10月、東名浜海岸にアサリ10トンを放流しており、この時期と重なったため、アサリが被害を受けたとみられる。
放流と重なり被害拡大
東名浜海岸の潮干狩りは、今月上旬から始まり六月六日までのほぼ例年通りの日程が組まれていた。異例の潮干狩り中止を決めたのは、開始当初からアサリが採れないと訴える客の苦情が殺到したため。「アサリを搬入してもサキグロの餌になるだけ」と判断し、11日までで打ち切った。
海岸に会社の同僚らと訪れた山石手県平泉町の女性(50)は「20年以上、毎年来ているが、今年はさっぱり採れない」と不満顔だった。
漁協は、調査スタッフの提言を得ながら、サキグロの本格的な駆除に取り組みたいとしている。
犯人は干潟のブラックバス
外来種巻き貝「サキグロ」「サキグロタマツメタ」を手に、鳴頼町漁協幹部に生態などを説明する、石巻専修大の大越健嗣・助教授(右上)=宮城県鳴頼町東名浜海岸で
サキグロタマツメタ
殻高約5cmの巻き貝。二枚貝を包み込み、直径2~3㍉の穴をあけて捕食する。中国大陸沿岸や朝鮮半島に生息。アサリを移植する際の混入が指摘されている。″干潟のブラックバス″とも呼ばれ、干潟生態系への悪影響も懸念される。
2004年4月15日東京新聞朝刊より転載(原文)