海の公園にアナアオサ襲来


やっぱり来たアナアオサ


2016年7月3日。
今日は潮が引くのですが昨夜から少し風が強いです。天気予報を見ると風速2mで東南から午後は南風に変るらしい。
風速2mというのは潮干狩りには微妙な風で、本当に2mなら問題無いんですが海辺は風が強くなりがちだし、波が立つと潮も押されて引きにくくなるしどうしようかなと迷います。風速1.5mなら2mにはならないという予報なので安心して出かけるんですが。
まあでも天気が良いし出かけてみようと思い出発。


シーサイドラインの車窓から海の公園南駐車場を見ると、ヒエーほとんど満杯ではありませんか。皆好きだなあ。



管理棟から海岸を望むとなかなかの人出ではあります。
しかし風が強く砂浜に居ると砂が顔に当たって痛いです。気を付けないと目に入ったら大変だ。実際強風に恐れをなして、すでに帰りを急ぐ家族連れ多数。
迷子ではなく強風で飛ばされた迷子テントを預かっていますという放送で、テントメーカーや柄まで説明していました。オーナーは海でアサリ掘りの真っ最中なんでしょうか。

風が強くどうしようかなとウロウロしている時に海の公園の小林さんにパッタリ遭遇。何でも今年は潮干狩りの問い合わせが多いそうで、アサリが大量に沸いているのが世間に知られているみたいです。
小さいですけどね。


バーベキュー場の方に行ってみると、ウン? バーベキュー場の小山の陰で南風が少し和らいでいます。これは海に入れるな。という事で帰るのを止めて海に入って様子を見る事にしました。

今年は来ないと思ったのに


今年はアナアオサが少なくて喜んでいたら、ただ来襲が遅れただけでした。だいたい駅を降りたとたんに所謂磯iの臭いがしたのでアレっと思っていましたが犯人はアナアオサでした。


沖合のアマモの間にも隙間なくアナアオサがびっしりで、砂地が見えません。殆どアマモとアナアオサの戦いの様になっています。
アナアオサは完全に上を塞いでしまうのでアサリにも魚にもありがたくないなあ。
海藻が嫌いな人には辛い潮干狩りですが、海藻の上を歩いて行くと足の裏にジャリジャリと小さなアサリが当たります。殻では無いですよ。ちゃんと中身の入ったアサリです。上からは海藻しか見えないので裸足で海に入り足にジャラジャラ感じたら手を突っ込んでアサリの大きいのを選ぶ事になりそうです。

もう海中どこもかしこもアナアオサがビッシリです。



今日の収穫はこれです。海の公園の売店で売っていたのですが、白い輪が海に浮きます。この状態で置いておくと獲ったアサリをドンドン白い口に入れて行く事が出来ます。完全に海が引きにくい海の公園では必須の専用貝網です。小型が550円で大型が600円でした。ある程度深さが無いとアサリを入れて行くと口が水面下に沈んでしまうので大型の方が良いです。小型と大型の違いは深さだけの様に見えました。

今日は様子を見るだけだったのですが、皆さん強風の中でもアサリは沢山獲っていました。
アサリは小さくてもまだまだ沢山います。小さいアサリはどんどん大きくなりますので、今年は10月までは潮干狩りが楽しめそうです。
ただし潮干狩りの可能日はどんどん少なくなりますので、潮干狩り指数をよく見てからお出かけください。