浜名湖の潮干狩りが不漁で中止に


4月27日に解禁のはずだったのだが・・・

2013年4月10日の中日新聞他によると、浜名湖ではアサリの不漁により本年の潮干狩りを中止にすることを9日決定したという。

アサリの減少した原因は、昨年秋の産卵期に直撃した台風と赤潮の影響ではないかと考えられているらしいが、昨年の漁獲量自体が3年間で半減しているうえに、今年1,2月の漁獲量が不漁の昨年比7割減という現実に、潮干狩り中止の決定となったという。

ただし、浜名湖では湖岸から5m以内の潮干狩りは無料で許可されており、そちらは今までどおり、アサリを獲ることが出来るという。


今後の展望

浜名漁業協同組合の組合長の話では、アサリが増えてきたら、来年にはゴールデンウィークだけでも潮干狩りを再開したいという希望を述べていた。

県水産技術研究所浜名湖分場は「来年の潮干狩りを再開するなら、人間が上手に管理しないといけない」と指摘するのだが、私には浜名湖の状況からこれが一番難しいのではないかと思われる。

千葉の潮干狩り場のように一箇所の出口で1人2Kgが完全徹底できれば、一気に解決できる問題だと私は思うのだが、多数の渡船業者が存在する浜名湖では、それこそが一番難しい。