明けまして潮干狩り2013


●そろそろ今年も潮干狩り


まだまだ寒くて海に入るのに躊躇する1月30日横浜野島海岸に出かけました。今年最初の潮干狩りです。
潮もさほど引くわけではないのですが、無理をすれば出来るかなという事で出かけると何人かのお仲間も潮干狩りの最中でした。潮が引かないので岸近くでやるしかないのは仕方ないところです。

横浜の最高気温は13度で3月並の気候との天気予報でしたが、さすがにアサリを掘っていると暖かくジャンパーを脱いでしまいました。

手が冷たくなるのは辛いので必殺保温手袋を使用します。必殺とは100円ショップなどで売っているゴムの白く薄い手袋をまずはめて、その上から滑り止めイボつきの軍手をはめます。これでまさに必殺の名のごとく、指のこごえとは無縁となります。バンザーイ。


この時期は人がいないので、アサリの目を探しながら目の密集した場所だけを掘っていくと、獲れるは獲れるは獲り放題です。
意外に水温も低くなくアサリも深くは潜っていません。やはり気温と水温はずれているので2月3月の水温が低いです。
やはりもう少し潮が引いてくれると沖で掘れるので、大きなアサリにも出会えるのですが、さすがに1月ではまだ潮が引きません。
といいながら十分なアサリをGETして帰路につきました。

砂抜き

砂抜きはアサリをザルに入れ流水(水道水)で良くぬめりをガラガラと洗い流した後、海水で砂抜きをします。
1時間半後に再度流水(水道水)でアサリの殻に付いたぬめりをガラガラもんで洗い流します。この殻に付いているヌメリに細かい砂が沢山付いています。
もう一度海水で砂抜きをします。この段階ではもう大して砂も出ませんが念には念を入れてといったところです。同じ海水で大丈夫です。
1時間後、ザルに入れたアサリを海水から出して空気中に放置して塩出しをします。体内の塩水を抜かないと塩辛いので30分から1時間放置します。その間海水を吐くキュッキュッという音がします。

最後にもう一度水道水を流しながらザルでアサリの殻に付いたぬるをガラガラ洗い落とします。
砂抜きはこれで完了です。

冷蔵庫へ

数日は冷蔵庫で生きていますので適当な量を皿などに入れラップをしておけば良いでしょう。
獲りすぎた分はこのままポリ袋に小分けにして冷凍してしまいます。
解凍する時は熱湯に少な目の冷凍アサリを直接入れて強火のままアサリの口が開くまで火を弱めません。
口が開いたらすぐに火を止めるのが身を硬くせず冷凍アサリを美味しく食べるコツです。

今回は注意深く砂抜きをしたので、完全に砂が抜けていました。アサリを掘って帰った後は疲れてしまい、事後処理が手抜きになりがちですが、最後の砂抜きまでしっかりやる事が大切です。