便利なリア・キャリア
ブロンプトンの特徴的な外観として荷台の部分に、リア・キャリアと呼ばれる運搬装置が装着出来る事があげられる。荷台に乗った4つの車輪はブロンプトンの象徴のようなものでリア・キャリアほど運搬に便利なものも無い。
純正では付属しないタイプが多くなったが、やはり駅構内をコロコロ転がせるのはとても助かる。
車輪は子ども用のローラーブレードを再利用。今は専用のものも売られているし皆色々工夫している。
左右対称ではないが、折りたたむと重心がずれるのでこれで正しい。左右対称でない事が気になって左の車輪をキャリアのフレーム外に出す人もいるが、そうすると折りたたんだ際に一個分車輪が飛び出してしまう。
この右の車輪が外にとび出ると幅のサイズが大きくなる。この薄さがブロンプトンの命なのでこれでまったく問題ないのでは。
それよりも右中段に見えるスタンドがもう少し内側に折れてくれればと思う。
アルミ製なので、大きな工具があれば簡単に曲げられると思うのだが、我が家の工具ではスタンドのネジが硬くて外す事さえ出来ないのである。
イギリス製の現在売られている純正リア・キャリアはアルミのダイキャスト製で製品のバラツキは無いが少し弱いようだ。人間が乗るフレームやシートポストなどはやたら頑丈に出来ているが、リア・キャリアなど人の命と関係ないものは思いっきり軽くしてあるのがブロンプトン。以前のリア・キャリアはこの台湾タイプと同じような溶接するタイプだったらしいので、そのモデルの時にライセンスされたのだろうか。
カバーをかぶせてもリア・キャリアは使える。重心的には見た目邪魔な車輪を内側に入れても問題ないのだが、構造的にスペースが無く無理。たいした重さもかかっていないので試しに外してみると、さすがに手前に倒れてしまった。