海の公園、今年は去年ほど悪くない



2022年4月6日、前日までに比べて気温が高くなったので、海の公園に行ってきました。春休みで子供たちも多く海岸は中々の賑やかさ。写真は帰宅時のもので人が減っています。


本日、ちょうど海岸中央にライフガードの監視所設置中でした。この監視所が海岸のセンターで、この監視所を境に南側(バーベキュー場側)はアサリが採れ始めます。監視所の後方がトイレで、時計塔も後方です。便利な場所です。
GWにはここにライフガードが常駐して、迷子やケガの手当などのお世話をしてくれます。

本日も海岸全体を調査しながらの潮干狩り。相変わらず海岸の北半分はウソのようにアサリがいません。

海岸の北側で掘っている人達も沢山いましたが、いくら掘ってもアサリは居ないんですよね。海岸中央で定規を引いたように、天国と地獄が分かれます。現世がありそうですが、無いんです。はっきり天と地に分かれます。

バカガイとサルボウガイ


今年はアサリを掘っていると、バカガイ(右)とサルボウガイ(左)に出会う事が多い気がします。今日も2個ずつGETしました。バカガイは大きなものが以前は沢山いたのですが、最近はさっぱりで、久しぶりにアサリより大きいバカガイに出会いました。といってもバカガイとしては全然小さいものですが。


今は小さいアサリが多く、今後が楽しみです。アサリの目が砂浜に空いていて、そこを掘ると小さなアサリ達が出てきます。型の良いアサリが混じることもあるので、一応掘ってみましょう。春はアサリの目が見つけやすい時期です。


今日の収穫はこんな感じ。

それと朗報ですが、昨年あれだけ大発生したアサリの天敵ツメタガイが、何処かにドロンと消えました。一個だけ見つけたツメタガイも元気がなかったですね。アカニシも今日は一個だけ。ヒトデにもまったく出会わず、今年は天敵全員消滅?アカニシはこれから出るかどうかです。

もともとそんなにゴロゴロ出会う貝では無いので、ここ数年の大発生が異常だったのでしょう。

結論

海の公園中央監視所より北側半分(管理棟側、八景島駅側)は激不漁。
南側(バーベキュー場側、海の公園南口側)は不漁の昨年よりは少しですが改善傾向あり。稚貝が多いので、GWを過ぎてもそれなりに楽しめそうです。ただし沖合にはアサリは居ません。
海の公園もかつての様に毎年アサリが多数発生繁殖する海岸に戻って欲しいものです。アサリの大量繁殖が異常発生といわれそうな状況は残念です。