野島公園に行って来た


2022年3月20日、野島海岸に今年の様子を見に行ってきました。
昨年が記録的な不漁だったので心配していたのですが、昨年よりはわずかに上向きかなという印象です。

連休で潮も良いので駐車場は長い列が出来ています。野島は駐車出来る数が少ないし潮干狩りは潮が引く時間は一緒なので中々、入れませんよ。まあ覚悟の上で、お父さんだけが車に乗ったまま道路を駐車場代わりにしている人も多そうです。

さて、海岸を調査がてら一周してみます。海の公園と同様に海岸の北側(海の公園側)にはアサリの姿は見えず、ツメタガイも見当たりません。エサが無いのでツメタガイも生きては行けないのかもと思いながら、所々掘ってみても何も出てきません。


写真中央の石積みの小堤防から左が小さな入江。潮の引きが右手より少し早いので沢山の人が入っています。不漁だった昨年もここは少しは採れました。

小堤防の右手も同じようなものでアサリが採れます。ただしどちらも今のところ非常に小さい。

野島も北側半分はアサリはいません

アサリがいるのは海岸の南側(日産側)という事が分かったので、砂浜をちょっと掘ってみます。


アサリの目を探して掘ってみます。やみくもに掘るよりはアサリの目を探した方が効率は良いです。ただアサリの目を出しているアサリは大体小さなアサリなので、一応の目安です。人が増えて水が濁ると無理ですが。


一帯をクマデで掘ってしばらく置くと波でかき回されアサリが浮いてきます。密度は薄いですが、小さなアサリが浮いてきました。

中でも大きめのアサリを拾って手に乗せてみるとこんな感じです。

これを持ち帰るわけにはいきません。

中に時々大きめのアサリが出てくるので、そんなアサリだけを選んで結構持っている人もいました。


今日、大きいアサリを沢山採っていた人は、石段直下でやっていた方達です。ここは小砂利や石が多くツメタガイやアカニシなどの天敵も来れないので、アサリが大きく育っています。ただあまりに狭い場所ですので、シーズン当初に採られてしまうと、ドジョウならぬ2個目のアサリは殆ど居ません。
採れなかったらまた来年ですね。

昨年の事を思えば下げ止まった感がある野島海岸。このままかつての栄光の日々のように、復活してほしいものです。