『晩秋、そして春へのイントロダクション』

Nature Capture
『花達-前編』


<ヒルガオ>

こんにちは、遊外王です。

今年もあと1月をきりました。 今年の取材の中で撮影した写真を整理していたら、レポートのテーマにならなかった写真があり、このまま「お蔵入り」させるには惜しい題材がありましたので、今年の総括として特集を組みました。

<4月の花>

【さやえんどう】

食用の豆科の花は、スーパーではみかける事はありません。
また、花自体が小さい為に、近所の畑で咲いていても、
あまり目にとまる事はないですね。
えんどう豆の花は種類によって様々なものがあります。
写真は、今年植えたえんどう豆の花です。
豆の花は小さいけど本当に綺麗な花が咲きますね。

<5月の花>

【そら豆】

この花も、遠くから見て「白い花が咲いているなぁ」
程度のものでしか感じませんが、
近くに寄ってみると「パンダうさぎ」の様な花を咲かせます。

<6月の花>

【矢車菊】

以前は、様々な色のものを植えていたのですが、
今年はこの一色だけでした。
日持ちがするので、花瓶などにいけて飾ってました。

【くちなし: 一重】

良く咲きます。 香りも濃厚な甘みのある独特な香りです。
一重咲きのくちなしは実が成りますので、
この実を沢庵を漬ける時の染色材として使用しております。

くちなしと聞くと渡哲也を思い出す私は古いのでしょうか。

【くちなし: 八重】

八重咲きのくちなしは、実が出来ず、花だけを楽しんでいます。
香りは一重咲きと比べて弱く、くちなし独特の香りですがほのかなかおりです。

<7月の花>

【唐辛子】

赤唐辛子の花は、ピーマンやしし唐の花と同様に星型(ヒトデ型)をしており、花の中央にあるおしべが紺色をしています。

花だけ見ても辛そうにはみえませんね。

11月26日現在 花は、とっても辛そうになっておりました。
子供の時、落ちていた唐辛子を拾い色が美味しそうだったので、かじった事があります。とたんに口の中が火事になり大騒ぎでした。いまだに思い出すところを見ると相当身にこたえたらしい。

【キキョウ】

毎年、きれいに花を咲かせてくれます。

キキョウは大好きです。色が他には無いですからね。バラをこの色で造りたいらしいけど中々出来ませんね。出来たら大もうけが出来ると聞きました。

【三尺ささげ】

インゲン豆の一種で、さやが30cm以上の長さになります。

でも"3尺(約90cm)"になったものは未だ見た事がありません。

花の中心が薄紫のきれいな花を付けます。

【キンカン】

昨年、畑に移植したものが、今年は花を咲かせました。

花の時期はグレープフルーツや夏みかんより遅い様です。

香りは他の柑橘類と変わりません。

(現在、実が成っております。 私にとっては、懐かしい味です。)


11月26日現在 黄色くなってきました。 この状態では、ちょっと酸っぱいでしょう。 きっと。。。

部長宅にもキンカンはあります。おっぽらかしですが、実をつけます。

【昼顔】

花は朝顔と変わりませんが、つると葉の形状が異なります。

昼顔って映画がありました。カトリーヌ・ドヌーブ主演。


【おしろい花】

畑の周囲に生えておりますが、毎年大きくなりすぎて困ってます。

種の部分をおもりにして花の部分からそーと離すとメシベだけで花と種がつながった状態になります。

これを上から落とすと「パラシュート」の様に少し回転しながら落下します。

また、種が黒くなったら潰すと白い粉が出てきます。

娘はこの「白い粉」で"おしろい遊び"をしております。
おしろい花、部長夫人がすぐはびこるって怒ってすぐ切ってしまうんです。洗濯物を干すのに邪魔らしいのです。私は嫌いではないのですが、繁殖力は雑草並です。

【サルスベリ】


畑の一辺にサルスベリを植えており、初夏から真夏にかけて咲きました。

"サルスベリ通り"と名前を付けてもおかしくない状態です。

植えてあるのは、ピンクと白の2色で、ピンクが90%、白が10%程度の比率になっております。
         サウスベリー・ストリート

以上、「花達-前編」でした。 後編へ続く。。。 乞うご期待

12月06日 by 遊外王