遊外王による『秋の庭の花』
Nature Capture
『いろんな花』
りんどうの むらさきかほる あいいろに
by 遊外王
<リンドウ>
こんにちは、遊外王です。
話題探しにリンドウの花言葉を調べてみたら「正義」でした。
ちょっと私の感じているイメージとは異なっていました。
俳句の世界では「あなたの夢が素敵になりますように」なんていうのがありました。
さすがに俳句の世界はわび、さびを感じさせます。
総じて、世間一般では良いイメージの花なのだなぁと再認識。
我が家のリンドウは今年で3年目となりますが、
毎年、綺麗な花を支えきれない程咲かせてくれます。
さて、今回は、今年の秋の新顔と昨年もレポートしました。
庭の花織り交ぜて秋の花を特集してみました。
【紅白ミズヒキ】
夏に、花壇の外に生えている“雑草?”を抜いたら後日、
周囲から非難の嵐、実はコボレダネ系でミズヒキの苗だったのです。
あの祝儀袋の赤と白の紐が「水引」と呼ばれており、それと関係がある様です。
この植物が語源で祝儀袋の紐が水引なのか、
祝儀袋の「水引」に似ているからこの植物がミズヒキと呼ばれているのか
正確な事は不明ですが、なんとなくめでたい響きの名前です。
(花を下から見ると紅白の部分が交互に見え祝儀袋の「水引」に似ている事から「ミズヒキ」と呼ばれているとの説が有力説です。)
このとき、私が引き抜いた“雑草”は、赤のミズヒキの様でした。
その後に生えたのがこの写真の赤のミズヒキです。
花が小さい(大きさは数mm)のでちょっとわかりにくいです。
この花を下から見ると白と赤が交互に見えます。
“雑草引抜き事件後”、花壇の脇に同じ様な葉の形をした“雑草”が芽を出しましたので、とりあえずキープ。
9月の後半から白い花が付き始めました。
以前は「ミズヒキ」はノーマークであったため、
近所で鉢植えにされていても「花が終わって“雑草”が生えているんだ」
程度にみていたのですが、
最近になって注意深く見る様になってしまいました。
注意深く見る様になってから、赤の「ミズヒキ」は見かけるのですが、
白の「ミズヒキ」を植えている人は少ない事に気づき、
「めずらしいのか?」とも思うようになって来ております。
調べてみると世間一般では「山野草」に分類されており、
愛好家の方も多いとの事でした。
よって、「ミズヒキ」は私的にもこれまでの“雑草”から“
山野草”に昇格させていただきました。
【ホクシャ】
今年の7月頃でしょうか、我が家の庭に来たのは。
育てるのは初めてでしたが、調べもせずに外に出しっぱなし状態でした。
「暑さに弱い」事を知らずに外に放置したまま猛暑に突入、
葉はほとんど無くなり無残な状態で秋を迎えてしまいました。
しかし、9月後半頃から少しずつ元気を取り戻し花がつきはじめました。
そろそろ室内での育成モードにしようと思っております。
【アリッサム】
今年の春に紹介したスイートアリッサムですが、未だに元気です。
直径10cm前後の株を5株程植えたのですが、
今では直径60cm前後迄に育っています。
5株のうち3株は葉が茂りすぎたため風通しが悪くなり、
夏の暑さで蒸れかえって枯れてしまいましたので
残りの2株が花壇の半分を占領しております。
現在、来年の春用のチューリップを何処に植えようか悩んでいるところです。
【コスモス】
ことしは、7月の猛暑、8月の少雨の影響なのか、コスモスの株が少なく感じます。
しかし、1つの株が大きく成長しており、花の数は例年並といったところです。
花の色も3種類が主流で、ピンク、白、赤が基本でした。
【ビオラ】
前回レポートいたしましたポーラチュカの鉢に、
ビオラが顔を出し始めました。
ポーラチュカはコボレダネで、何処から来たのかわかりませんでしたが、
このビオラは今年の初春に花壇に植えていたものだろうと推測しております。
現状1株しか確認できていませんが、
1株だけと言うことは無いと思いますので、
注意深く周辺を観察していきます。
今年初めて登場した花達も、常連の花たちも、今年の猛暑をのりきり、
花を咲かせているもの、来年の準備をするものなど
様々な形で私たちの目を楽しませてくれています。
以上、『秋の庭の花』のレポートでした。
by 遊外王 10月21日