終に野島海岸に規制がかかる
孫達と潮干狩りに行ってきました
孫達がおじいちゃんと潮干狩りに行きたいと言うのでゴールデンウィーク明けの5月8日野島海岸に行ってきました。アサリそのものは小さいながらも沢山いて、大き目の物を選んで持って帰りました。
そして、今回の発見はこの立て札です。
あさり採りのルール
神奈川県海面漁業調整規則により、以下のことが決まっています。
①じょれん使用禁止!
②くまでの幅が15cm以下のみ使用OK
③殻の幅が2cm以下のあさり採り禁止!
なお、漁業者はじょれんを使用できますが、かご部分がすのこ状のものはその間隔(す目)は1.5cm以上、網目状のものはその目合いは2.1cm以上が必要です。
県の条例が存在する事は知ってはいましたが、事実上無法状態だったため立て札が立ったようです。ただし、立て札は恒久的なものではなく、板切れにビニールで保護した紙を貼り付けただけのものなので、今後のやる気は不明です。
じょれんを使っても良いと思ってやっていた人たちばかりなので、悪い事と判ったら、使う人は激減するでしょうね。それより漁業者は1.5cm以下のす目のじょれんんは使うなという方が、数人しかいないアサリ漁師さんには痛手なのではと思えます。1.5cmのす目に引っかかるアサリってどれだけここに居るのかな?
じょれんが禁止なのは了解なのですが、代わりに増殖中の網やカゴを使った大漁採取に関しては、常にグレーゾーンとして問題にはなっているようですが、未だ明文化はされておりません。
自分だけの海岸では無いし、基本はレジャーですので決められた範囲の中で楽しくアサリが掘れれば良いと思います。
干潟は生きている
野島海岸に無数の小さな噴火口とうどんの様な塊が沢山あります。これはタマシキゴカイの糞ですが汚いものではなく、海を浄化して綺麗な干潟にしてくれる、陸地でのミミズのようなものです。死んだ干潟には生物が何も居なくなりますが、野島海岸はイソギンチャクやカニなども沢山いて素晴らしい自然海岸です。