今年の海の公園2015


海の公園は去年とは違うぞ


2015年3月20日は大潮で10時57分に予定では26cmまで潮が引きます。ただ晴天では無く若干の風もありましたが昼に近くなって収まって来ました。
11時過ぎでもこの程度の人数なので、やはり平日ですね。

アサリの湧きは数年ぶりという数です。ただし、皆小さい。去年の様に大きいのばかりで獲られた後はスッカラカンという事はありません。こういう年は大潮ごとにこれから大きくなるので、長く楽しめそうです。


小さめのアサリたちですが一生懸命お風呂で砂を吐いています。


今日の大物といえばこいつらです。アサリを食べる天敵ツメタガイ。このビロビロでアサリを包み込み殻に穴を開けて柔らかな中身を吸う肉食系の巻貝です。
1時間ほどで3個クマデにかかりましたので、今年は結構繁殖してるんじゃないでしょうか。見つけたら絶対放流せずに食べて下さい。


水から出すとビラビラを引っ込めて店頭のサザエ状態になります。


まず、アサリの様に海水に数時間つけておきます。これで、砂や粘液を出しますので、良く水道水で表面を洗った後、茹でます。


茹でた後、中身を出すと巻貝らしく硬い身とクルクル巻きの内臓が出てきます。ただしサザエと違うのはワタの部分は不味くて食べられません。


というわけでワタの部分を捨てて硬い部分だけを流水で綺麗に洗います。


非常に歯ごたえがあるので少し薄めに切ります。日本酒と醤油、みりんで煮て味をつけます。


これで出来上がり。酒の肴にピッタリの絶品料理です。ツメタガイを見つけたら絶対に持って帰って下さいね。


今年初めて野島海岸に行って来ました


2015年2月25日、ちょっと寒いですが、横浜野島海岸に今年のアサリの様子を見るために行ってきました。

こんな時期に潮干狩りをしている物好きが沢山いるはずも無く、海岸には私のような暇そうな年配者の姿がポツポツといるのみ。
アサリの状態ですが、いるにはいるものの何しろ小さい。密集度もさほどではなく今年の野島は苦戦かなと思わせます。

それでも小さなアサリたちは水温が上がってくればどんどん大きくなりますから、それなりに楽しませてくれるでしょう。いくら監視員が居ないといっても獲り放題獲ったらアサリは居なくなってしまいますので、ご近所へのお土産は止めて自分で食べるだけというのが良いですね。本能がむき出しになる干潟では無理かな。