
渡船から巌流島を眺めてみる。こんもりした右の小さな山に舟島神社はあるらしかった。
遠くから見ると殆ど平らな巌流島だったが、若干の高低がある。巌流島の埋立て部分には、かつて隠れ岩礁があって船の航行上危険だったため爆破除去された歴史があるという。その後、岩礁の残骸も含めて埋立ててしまったので、今は何もなかったかのように平らな埋立地となっている。

そして、あっという間に門司港に着いてしまった。便さえあればあっという間だが、その門司への便が休日は中々少ないのが悩み。
やはり巌流島は住所が山口県なので下関唐戸からの方がはるかに便数も多く便利だった。
それでも、源平合戦から巌流島の決闘、近くは明治維新の攘夷戦争など歴史上の興味も尽きない関門海峡を回る散歩は、とても楽しく有意義でもあった。