先方に見えるのは内拝殿で、外拝殿と内拝殿を結ぶ通路を挟んで、両側には四角く浅い緑の池が広がっていて、数え6歳で入水された安徳天皇を祭る神宮らしい造りである。
内拝殿の先に小さな祝詞殿があって、その奥に神殿(本殿)があるとのことだが、これ以上は入れないので見ることは出来なかった。
外拝殿の上に掲げられている額の解説があった。
勅額の由来
惟時昭和60年5月2日御祭神安徳天皇800年式年大祭に際し有栖川宮幟仁親王殿下の御染筆を高松宮同妃両殿下の御監修並びに除幕を賜れるものにして 京都松本明重翁金500万円を奉り神額を献納東京の小西美術工芸社是を拝命するや新たに青海波を意匠し謹みて製作せるものなり。
勅額の由来より転載
この立派な字を書かれたのは有栖川宮幟仁親王殿下とのことだ。
価格も寄付金の額から500万円とのことらしい。