
ノーフォーク広場のシンボルはイカリのモニュメント。モニュメントの台座に関門海峡の地図が数種の色違いのタイルで描かれている。
ノーフォーク広場の名前の由来は、北九州市の姉妹都市である米国バージニア州ノーフォーク市にちなんで名づけられたという。

和布刈観潮公園を過ぎてしおかぜの道が右にカーブしたところで関門橋の美しい姿が目前に広がる。関門橋を眺めるなら、この辺りからが一番美しい橋の姿が望めるはず。
眼下には海沿いの歩道も見えて、こちらを通っても楽しそうだ。景色に関しては上の道のほうが周囲に入るものがあるだけ分がよさそうだ。

関門橋に近づいていくと門司側の橋脚の周りは行けるようになっていて、ここでも老釣り師が竿をたれていた。こんな場所でも割と自由に釣りが出来るらしい事に驚く。

関門橋の真下から対岸を見てみた。海峡が川の様に流れている様子が見える。橋脚の横に7階建ての螺旋階段つきの鉄塔があって屋上には手すりが付いてアンテナ状のものが立っている。これが何なのかは知る由も無いが、潮汐か防犯か何かを監視しているのではないだろうか。

門司側の橋脚の左手を見ると立石稲荷大明神の赤い鳥居が見えた。立石稲荷大明神の鳥居は山に向かって階段に沿って何段にも重なって立っていて、遠くから見ると赤い塊に見える。

関門海峡の潮の色の変化と、潮が川の様に流れているのが見えた。まったりした太平洋の海しか知らないため、海峡そのものをあまり見慣れていない私は、こんなちょっとした景色にも結構過剰反応をしてしまう。