関門トンネルに入る



展望台からの関門海峡の景色を楽しんだ後、関門海峡人道入口のエレベーターで海底に降りることにする。


エレベーターで降りてみると下はホールになっていて様々な観光案内のパネルが壁に貼ってあった。

せっかくの観光案内なので掲載されている写真と解説を転載しておく。

和布刈地区


和布刈地区


1)関門トンネル人道
昭和33年に開通した海峡を歩いて横断できる世界唯一の海底トンネル。距離は約780m、徒歩約15分で本州の下関市に行くことができます。門司港側の入口は和布刈神社のそばにあり、自転車での通行も可能です。


2)和布刈第二展望台
本州と九州に連なる山々、その間を湾曲し川のように流れる関門海峡、行き交う船の数々。展望テラスからは眼下にこの絶景がひろがります。夜には関門橋や対岸の街の灯りが美しいナイトビューも楽しめます。また道向かいには、有田焼のレリーフで壇之浦合戦の模様を描いた壁画があります。


3)ノーフォーク広場
目の前に雄大な関門海峡が広がり、シップウッチングや関門橋のビュースポットとしても人気です。特にライトアップされた関門橋のナイトビューは最高です。北九州市と姉妹都市の米国バージニア州ノーフォーク市にちなんで名前がつけられました。

レトロ地区


西海岸地区・レトロ地区


4)出光美術館(門司)
平成12年に誕生した 「出光美術館(門司)」 は、出光興産の創業者、出光佐三が集めた陶磁器や絵画などの美術品を所蔵する市立美術館です。古い倉庫を改築したこの美術館は、大正期の倉庫の雰囲気を伝える建物の概観を残しています。


5)門司港レトロ展望室
日本を代表する建築家・黒川紀章が設計した、高層マンション 「レトロハイマート」 の31階に 「門司港レトロ展望室」 があります。ガラス張りの開放的な空間の中で、四季折々、朝夕、美しく変化する海峡のパノラマが楽しめます。


6)国際友好記念図書館
帝政ロシアが中国(大連)に建築した東清鉄道オフィスを、北九州市と大連市の友好都市締結15周年を記念して複製建築したものです。1階はレストラン、2階は中国・東アジアの文献を収納した図書館、3階は資料室になっています。


7)旧門司税関
明治42年(1909年)の門司税関発足を契機に、明治45年に建てられた煉瓦造り瓦葺平屋構造の建築物。昭和初期まで税関庁舎として使用されました。1階は休憩所、税関PRコーナー、喫茶室、2階は美術キグアラリーです。


8)旧大阪商船
八角形の塔屋と鮮やかなオレンジ色の外壁が目印。大正6年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したもので、現在、1階は海峡ロマンホール、2階は 「わたせたいぞうと海のギャラリー」 と門司港アート村ギャラリー 「港のマチエール」 です。


9)旧門司三井倶楽部
大正10年(1921)に三井物産の接客・宿泊施設として建築されたもので、翌年にはアインシュタイン夫妻が宿泊しています。1階はレストランやイベントホール、2階にはアインシュタインメモリアルルームと作家・林芙美子の資料室があります。


10)JR門司港駅
大正3年(1914)2月1日に旧門司駅として開業。左右対称の駅舎はネオ・ルネッサンス様式の木造建築で、昭和63年に鉄道駅舎では初の国の重要文化財に指定されました。


11)九州鉄道記念館
旧九州鉄道本社(通称:赤レンガ)が、九州鉄道記念館として生まれ変わりました。懐かしい実物車両や鉄道文化遺産の展示、運転体験施設、九州の鉄道大パノラマ、ミニ列車を自分で運転して線路を走れるミニ鉄道公園なのがあります。

西海岸地区


12)関門海峡ミュージアム
平成15年にオープンした、関門海峡の過去・現在を五感で感じられるミュージアムです。海峡にまつわる歴史を再現した 「海峡アトリウム」 「海峡歴史回廊」 をはじめ、大正時代の街並みを再現した 「海峡レトロ通り」 など見どころ満載です。
関門トンネル人道の門司側ホールパネルより転載


関門TOPPA!記念とかかれた 「一緒に写真を撮ろうパネル」 があったが下関から来た場合は門司が 「関門トンネル人道走破おめでとう」 となる。


歩く距離としては半分以上歩いてきた勘定になる。いよいよ九州から本州に渡るために関門トンネル人道に入っていく事になる。


関門トンネルの案内があって、このホールは海面下51メートルであるとの表示があった。まあ東京の地下鉄も随分深いところを何段にも走っているので安全面では検証されつくした技術なのだろうが、水が入ってこないのかと言う不安は常にある。水を吸い上げるポンプが常に稼動しているらしい。


関門トンネルのご案内のパネルを左に見ながら、関門トンネル人道に入って行く。