開閉時間の時刻表が操作室の壁にあって一日に6回橋が上がる。
電車やバスと違って、1時間おきとはいえ橋が上がって下がるまでに20分はあるので ちょっと待っていれば橋の開閉の見学が出来る。
橋は歩道橋で自転車はおして渡るようにと看板が出ている。右のビルは黒川紀章氏設計の 「門司港レトロハイマート」 。超高層分譲住宅で最上階である31階にはレトロ展望室がある。
橋のたもとに門司第一船だまりの解説板がある。
旧 門司第一船だまり
旧 門司第一船だまり
はね橋から奥は、旧「門司第一船だまり」といい、明治23年に完成したあと、石炭や飼料等の荷役に活躍した「はしけ」 の係留場所として、昭和50年ごろまでにぎわっていました。
その後、港湾荷役の近代化により「はしげ」 はその役目を終え、船だまりは現在、親水船だまりとして市民の憩いの場となっています。
なお、台風等の時には、小型船の避難場所として利用されています。
北九州市港湾局
跳ね橋が上がり始めた。動きがゆっくりなので上がりきるまで結構な時間がかかる。
ちょうど、上がり始めた橋の下を小型の観光船がくぐっていった。橋が上がっていなくても、満潮時でなければ橋の下を問題なくくぐっていけそうである。
上がりきった状態。跳ね橋の左右の上がり方は別々の方式を使用している。左側の親橋がワイヤーロープウィンチ式、右手の子橋油圧シリンダー押し上げ式。
ブルーウイングもじの親柱。金色の丸いプレートに完成年月1993.10 の文字が記してある。
ブルーウイングもじ上から見た門司第一船だまり。くの字状に右に切れ込んでいる。
門司レトロらしく船だまりにそって地ビール工房があった。ビアレルトランなので観光時の昼食に最適。
門司港発祥の焼きカレーの店も。港というとカレーが良く似合う。750円だそう。
東側からブルーウイングもじを眺める。右手奥に先ほど通った、渡船の桟橋が見える。