GW直前の海の公園情報


海の公園の南は天国北は地獄

今日は潮が非常に良く引く日ですが、それ以上に高気圧が空にあって海面を上から押してくれるため、予測値以上に潮が引きました。


平日なので子供の姿は見えませんが海岸の南側(バーベキュー場側)は中々の人出です。ザッと見た所マテガイ狙いが多いです。
マテガイはここ数年沢山採れているし、今年はアサリでしょ。


水深数センチの所を見るとアサリの目(水管)が沢山見つかります。二つの穴がセットになっているのですぐに判ります。この下にはアサリが必ずいますので、アサリを探す時には何よりの目印になります。人出が多いと踏まれたり、かき混ぜられて濁ったりして分からなくなります。干潮の2時間半前から1時間前位までが、アサリの目は見つけやすいものです。

アメフラシの最後


潮の引いた砂浜に黄色のアメフラシの卵塊ウミゾウメンがありました。近くにはアメフラシの親がいる筈。


膨大な量のアラムシロガイの集団があって、アラムシロガイをどけて下を見ると、被害者がいるにはいましたが膨大な量のアラムシロガイに寄ってたかって食べつくされ、皮と体内にある筈の貝殻だけになったアメフラシが。そうなんです、アメフラシは貝の仲間で体の中に貝殻を持っています。ナメクジも一緒。
この季節、産卵で力を使い果たしたアメフラシは土に帰っていくのです。


アサリとマテガイを少しだけ持ち帰りました。マテガイは今日は潮が大きく引いたので、沖の島に渡ることが出来、あっという間に巨大マテガイを写真の数採る事が出来ました。手前は場荒れで潮が大きく引く日でないと中々難しいでしょうね。

帰りに砂浜の北側(管理センター側)を見て通りましたが、潮が良い日なので結構沢山の人達が掘っていました。駐車場から近い事もあるのでしょうが、そこは採れないんですよね。荷物は多いとは思いますが、最低中央のライフガード迷子案内所までは南に来ないと潮干狩りになりませんよ。
G.W.に備えてライフガードの迷子案内所がすでに出来ていました。