ツメタガイに占領された野島海岸



2021年5月14日、アサリの天敵ツメタガイの卵塊スナヂャワンを駆除するため野島海岸に行ってきました。
前回にも増して居るわ居るわ、砂浜はスナヂャワンだらけです。


小型のスナヂャワンも多かったので、小型のツメタガイも一人前に産卵するんですね。


ともかく獲れて獲れて、3つの網に満杯に詰め込んで、ちゃんとは数えていませんが、恐らく前回の133個から推測すると、 重くて一度にはとても持てない事から600個位かと思われます。

重くてもアサリならまだ許せますが、スナヂャワンじゃねエ。

徹底しておくべきだったのか

4月27日には海岸の北側はざっと見ただけだったせいか、今日は北側に稚貝が出た後の古いスナヂャワンが多かったのも残念でした。
前回もう少し頑張って駆除すべきだったかも。


やたら、ツメタガイに穴をあけられたアサリの殻が多いので、まあ証拠が残っていますから言い訳はできないでしょう。
やっていないと言い張っても、君の他に誰がこんなまん丸の穴を開けられるんだ。


あと今年はやけにアカクラゲが多いです。5月からこんなにクラゲが出た年はあったかな?
白く透明なミズクラゲはほとんど見かけません。

あとアカニシの異常発生は完全に終わりました。産卵場所のアマモの元気が今一つなのも終わった原因と思われます。

海の貝類の異常発生は経験的に普通2,3年で終わるんですが、ありがたくない生物は1年でも早く収束して欲しいものです。


砂浜にはアカクラゲが沢山打ち上げられていますが、クラゲは死んでも毒は死なないらしいので、ご注意。

弱毒といわれているミズクラゲでも、刺された事がありますが、 2週間くらい腕がミミズばれで傷みました。アカクラゲは強毒ですので本当にご注意下さい。