2021年の海の公園は大不漁



2021年3月1日、海の公園に様子を見に行ってきました。アサリが採れていれば地元のおじさん達が沢山掘っているはずなのですが、御覧の通り。
私の他は一名だけ。そのうち2名が掘り始めたので、全4名です。
ともかくアサリは採れません。特に持って帰れるような大きなアサリは皆無。
特に砂浜の北側半分(管理棟寄り)はアサリだけではなく生物の影が薄い悲しい砂浜です。


赤ちゃんアサリが沢山打ち上げられていますが、それも中央部から南側での話。北側は打ち上がるアサリもいません。打ちあがったアサリの殻を見るとツメタガイの毒牙にかかった穴の空いたアサリが非常に多い。
ここ2年ツメタガイの大発生は確認しているので、影響は出てきましたね。

赤ちゃんアサリはいるけれど

場所を選んでアサリを掘ると、赤ちゃんアサリだけは採れます。

持って帰れそうなアサリは1個あるか無いか。アカニシ、ツメタガイと天敵が大発生して海の公園のアサリも大変です。
例年のようにGWに何万人も集まる事も、今年は無いかもししれませんが、少ないお客さんを満足させるだけのアサリも望めそうもありません。

アサリ減少の仮説は色々ありますが、証拠が無いと確定は出来ないし。

ただツメタガイは殻に穴を空けるので証拠はバッチリ。アカニシはアサリを食べている最中の現行犯を何度も逮捕しているし。

アカエイとかクロダイとか水鳥達は現場を押さえたわけではないので、分かりません。

まあ、人間が沢山採っているのも大きいのですが、冬季にアサリが居なくなるのは人間が採っている訳では無いし、環境面の事は自分には分かりません。
また在りし日の海の公園が帰って来ることを願ってやみません。コロナが去ってアサリが戻ってくる。そんな日は何時。今はコロナが来てアサリが去った状態です。