『春の味-その1』

Nature Capture 「つくし」
遊外王の春を探しに....


<ツクシ>

こんにちは、遊外王です。

さくらの開花は、1週間以上早かったのですが、満開の時期に急に気温が下がり、3月30日には雪まで降って来ました。

翌日は一転して晴天、気温も前日より10℃以上高い「春」に戻っていました。
そこで、若干早いのですが、毎年恒例のつくし採りへ行って参りました。

毎年恒例になっておりますので、収穫レポートはさておき、今回は調理法の一例をレポートしてみたいと思います。

【収穫】


まずは、収穫から。
若干早かった様です。

ほとんどが土から、1cm~2cm程顔を出したものがほとんどでしたが、
それなりに収穫がありました。

中には今朝の霜にやられているものもあり、
考えていた程の収穫はありませんでしたが、
晩餐を飾る程度の量は採れました。

【下拵え】


「はかま」と呼ばれている節にある部分を一つ一つ取り除きます。

写真は、「はかま」を取り除く前のものです。
※ つくしは見た目以上に「アク」があります。

「はかま」を取る作業で、指先が真っ黒になっていまうことも、、、
作業中に指先を洗う水をボール等に入れて、
こまめに指先を洗いながらの作業をおすすめします。


「はかま」を取り除いた状態が左の写真になります。

「はかま」はつくしの下側の物から順に取り除く事で
作業がやりやすくなります。


左の写真は、「はかま」を取り除いた本日の収穫です。

茎の部分が充分に伸びきっていないため、
本数のわりには、量が少なく見えます。

上記のつくしたちを、下茹でした後、水にさらします。

    ※ 茹でる時間と水にさらす時間が長くなればなるほど、
      つくし本来のほんのりとした苦味がなくなります。

我が家では、茹でた後は軽く水洗い程度です。
これで、下拵えは完了。 あとは、調理するだけです。

今回は「卵とじ」の紹介。

しょうゆ、みりん等で作ったダシで煮て、
もしくは、市販の「カツオだし」等で煮込んで、
最後に卵でとじると、
簡単で美味しい「春の味」いっぱいのおかずの出来上がり。

みなさんも一度お試しあれ!


4月1日 by 遊外王