遊外王による「2001年、秋」
Nature Capture
「いつも通りの秋」
あかとんぼ 羽やすめたる 竿の先
by 遊外王
<アカトンボ>
こんにちは、遊外王です。
秋です。 日本アウトドア外伝も3回目の秋に突入致しました。
サブタイトル「いつも通りの秋」ですが、冒頭をいつもと変えてみました。
さて、今回はすっかり秋になった家庭菜園をレポートしてみようと思います。
【モロヘイヤ】
数年前から、我が家用にモロヘイヤを植えています。
ちなみに、“モロヘイヤ”はアラビア語で「王家」を意味する言葉だそうです。
モロヘイヤと言えばねばり系の野菜、
八百屋やスーパーでは、葉だけをパックに詰めて販売していますので、本当のモロヘイヤの姿を紹介いたします。
葉の形状は、普通の雑草の様に見えます。
花は黄色で、直径は1cm前後、ちょっと見は蛇イチゴの花の様です。
実を言うと、これまでモロヘイヤの花はどんな花が咲くか知りませんでした。
なぜなら、花が咲く前に胃袋の中に入っていたからです。
今年はなぜか、数本が生き残っていましたので、
花を見ることが出来ました。
全体は、雑草の様で、
「これがモロヘイヤ!」と教えてもらわないと、一般の人には区別が難しいでしょうね。
種は、アブラナ科の細長いさやに似ていて、そのさやの中に1mmに満たないものが無数にあります。
【ウコン】
カンナの様な葉で、今年のウコンは1mを超える成長ぶりです。
花は咲くのか? どんな花なのか?
かなり興味がありますが未だに花を咲かせてくれません。
今年も花を見ずに終わってしまうのでしょうか?
【高菜】
“高菜漬け”は九州で食卓の定番で、
お茶漬けにしても良し、油いためや明太と絡めて、
チャーハンと「ご飯がすすむ○ん」的存在です。
大王様も収穫の一部で毎年高菜漬けを作っております。
“辰チャン漬け”に対抗して大王様の大を取って
「大チャン漬け」なんていうのもアリかな?
収穫は冬~春先ですので10月の初旬に種を蒔きます。
レポートを書きながら、高菜漬けを思い浮かべ、
垂涎状態の遊外王なのであります。
【春菊】
私にとって、鍋に欠かせない「冬野菜」のひとつ。
今朝もおひたしにした春菊をペロリとたいらげてしまいました。
これからが旬です。
そろそろ、週末にトンネルを作って霜対策に入る予定です。
あらためて、「そんな季節になったんだなぁ~!」
と感じる今日この頃でした。
【唐辛子】
今年も元気に真っ赤な実を付けています。
(未だに花が咲いているのはいつもの秋ではないのですが。)
先日は、近所の方が「“葉”を分けて欲しい!」と声をかけて来ました。
理由を聞いたら「葉唐辛子」を作るとの事でした。
「今度レシピを聞いて、挑戦してみようかなぁ。」 と思うだけでした。
先週の木曜日は最低気温が11℃と晩秋を思わせる気温でした。
今年の天候は例年とは違っているので、予想外の初霜もあるのではないかと心配しています。
早めの冬支度が今年のキーワードでしょうか。
以上、「いつもの秋」のレポートでした。
10月20日 by 遊外王