『梅雨時の収穫』

Nature Capture ほうづき
遊外王の「ほうずきの歌」


<ホオズキ>

こんにちは、遊外王です。

ウットウシイ梅雨もあと少し、本格的な夏がもうすぐやって来ます。

私が夏で連想するものと言えば、 浴衣、花火、スイカ、朝顔、そしてほおづき。

どれも夏には欠かせない存在です。

今回は、"遊外・夏"第一弾として、ほおづきの話題をレポートしてみます。

<豆知識>

愛宕神社のほおづき市は、浅草の市の発祥となったそうです。

図鑑では、ナス科の多年草で、根は咳を鎮めたり、利尿に効くとあります。

<レポート>

我が家のほおづきは、ほうづき市で購入したものを庭に植えていたら、いつの間にか増殖し、群落を作ってしまいました。

増殖は、地下茎が広がって行く場合と種から芽を出す2通りの方法で増えます。


6月3日
写真は、昨年広がった群落です。
(20本~30本程度のもの) あまり、群生させると葉の出る間隔が長くなり、実のつきも悪くなります。

ちょっと、はびこり過ぎです。




6月10日
5月下旬頃から花を付け始めます。 5角形の白い可憐な花です。


5月の下旬に花が咲いた1段目?
に実がつき始めました。

写真は、1段目の花は実にならずに
2段目と3段目に実がついたものです。

<楽しみ方>

鑑賞されるもよし、口の中で音を出して楽しむのほおづきの楽しみ方の一つです。

外側の袋が赤く色づいたら、中の実も赤くなっておりますので、この時期に実を取り出します。

実を良くもみます。 中の芯の部分まで柔らかくなったら、成り口の部分に爪楊枝で穴をあけます。 (ほおづきの皮は薄く破けやすいので最新の注意を払って下さい。 何度か失敗すれば、コツがわかると思います。)

全ての中身を、この穴から少しづつ出していきます。 中身がすべて取れたら、良く水洗いして出来上がりです。

<一口メモ>

我が家のほおづきは、一切手入れをせずに自然に増殖しているため密集して生息しております。

このため、実の付き方が花屋で販売されているものより少ないのが特徴です。 適当の間引きして栽培されると良いと思います。

また、日当たりの面でも、生け垣の北側であまり日の当たらない場所ですので、背丈ばかりが伸びています。 もし、育てようとお考えの方は、日当たりの良い場所を選ばれた方が良いと思います。

by 遊外王