『春の野原』

Nature Capture 「せり」
遊外王の「せり」


<セリ>

こんにちは、遊外王です。

庭では、梅と交代して桜(さくらんぼ)が8分咲きです。

杏の蕾も濃いピンクになってきました。

昼間の気温が18℃、春真っ盛りです。

先週、東海地方ではつくしが出始めた情報をゲット、
情報源は「森の林の木」のマッキーさん。

例年より2週間~3週間程早いのですが、
下見がてらにいつものフィールドへ出かけてみました。

土筆君

しばらく探して、見つからないので半ばあきらめかけて、セリ摘みを開始。

子供たちは食べないくせにのびるを採り始める。

私の「食べないなら採るな」との指示に対して、「お父さんの酒の肴にする」と応答。

次の言葉が出てこず、結局子供たちの勝ち。

ノビルも収穫に加わりました。


しばらくして、セリを探すために草を掻き分けていると、
ありましたよ、ありました。

一年ぶりの再開です。
土筆君が顔を出しておりました。


1時間程セリ摘みをしましたが、確認出来た土筆は食欲を満たすには程遠い数でしたので、皆様への報告用の写真撮影をして画像だけを持ち帰る事にしました。


【セリ】

釣りの好きな方なら、「外道」(狙った魚以外の種類がつれる事)とでも言うのでしょうか。

つくしは「下見」と言うことで納得。

現場について10分程で「下見」は完了、
「セリ摘み」のが主体となりました。

この時期のセリは葉が地面に這う様に生えています。

これが枯れ草等の下敷きになっているものですから、これを掻き分けながら探します。

田んぼの土手や休耕田に生えているセリは、
枯れ草が少ないので比較的探しやすい。

と言うより、一目でわかります。
しかし、今回はつくしの下見を兼ねていますので、
用水路の土手でのセリ摘みと致しました。


収穫方法は、いたって簡単で、
根の部分を残して果物ナイフのようなもので
切り取るだけです。

持ち物


袋:
5枚から10枚  これからの時期の荒川土手近辺はヨモギ、ノビル、セリ、つくし、こぼれ種の菜の花等があります。
また、スミレ、タンポポなどの春の花等もたくさんありますので、少し多めに持っていったほうが良い。

小型のナイフ:
収穫を担当する人数分

シャベル:
園芸用のシャベルは1本ぐらい持っていった方が良いでしょう。
草を掻き分けたりするにも便利ですし、運が良ければ野草の採取が出来る場合があります。

薄手の手袋:
人数分 枯れ草の中にはとげのあるものがありますので、園芸用の手袋の様な物があれば痛い思いをしなくて済みます。

飲み物:
少し多めに持って行ったほうが良い。

過去の土筆レポートを見ると、
2000年4月8日、
2001年4月1日でした。

今年は3月10日(取材は3月9日)と3週間も早いレポートとなりました。
前回、前々回のレポートは「収穫のレポート」で今年はまだ収穫しておりませんのが、
このペースで行けば、来週あたりから収穫が可能だと思います。
以上、「春の野原」のレポートでした。


3月10日 by 遊外王