『初夏の散策』

Nature Capture しょか
遊外王の「初夏の虫3題」


<テントウムシ>

こんにちは、遊外王です。

5月の3週に入って、朝晩は過ごしやすいのですが、日中は真夏に近い気温の日が続いております。今回は、初夏の虫に関するレポートです。

【コクワガタ】

日中の暑さからでしょうか、5月27日に我が家の庭の池(池とは言っても、鳥の水浴び場ぐらいですが。。。)で何やら黒い物体が水浴をしていました。


捕獲してみると、その正体はコクワガタでした。
体長は46mmと比較的大きな「コクワガタ」です。
80mmのオオクワガタは100万円だったかな。(遊外部長)

コクワガタは越冬すると図鑑に書いてありましたので、多分越冬したもの(2年目)と思われます。

現在、このコクワガタ様は、子供達の大歓迎を受けメロンの皮等を餌にもらい、我が家の虫かごにご宿泊していただいております。
それって監禁でしょ。(遊外部長)

(数日後)
昨日、遊外王位継承権第2位の息子がコクワガタを捕まえてきました。

見比べると”クワ”の形が違い、インターネットで調べると
むしろオオクワガタに似ている事が判明。

明日、昆虫図鑑を買って調べてみます。

オオクワガタなら、売ってしまおうかな。。

なんて考えてます。(とらぬたぬきのなんとやら。。。)

【うどんげの花】


クサカゲロウの卵だそうで、甘夏みかんの葉の数箇所に見られました。

この幼虫は油虫を食べる益虫との事で、そのままにしてあります。

幼虫も居りましたが、あまり美的では無いので写真には収めませんでした。
見たかったなあ。芋虫系好きなんですけど。(遊外部長)

形は、アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)を小さくしたもので、体の周囲に白い部分が多いものでした。
昔、あり地獄にアリ落とすと面白かったなあ。突然、怪獣が出てくるみたいで。
アリには可愛そうな事しました。(遊外部長)



名前の由来は分かりませんが、インターネットで調べてみると3000年に一度花を咲かせる「優曇華」の伝説の花、うどんげと呼ばれる植物、クサカゲロウの仲間の卵と3通りあるそうです。
(勉強になりました。)

でも、この形を見ると私にとってはちぎれた短いうどんに毛が生えているので「うどん毛の花」と呼ばれているのか。。。

【てんとうむし】

てんとうむしは油虫を食べる虫である事はご存知の方が多いとは思います。
一般的に、オレンジの地の色に黒い斑点の七星てんとうが有名ですが、地の色が黒で星の部分がオレンジのてんとうむしが居ましたので写真に撮ってみました。
(まるで、写真のネガの様です。) 私の知っている地の部分が黒のてんとうむしは、星の部分がオレンジではありますが、星の数が二つ位のものしか知りませんでした。
このてんとうむしは星が12個でしたので、モデルとなっていただきました。


題「考え虫」

撮影後、このてんとうむし君には(油虫を食べる)仕事に戻ってもらうために、大空へ帰っていただきました。

以上、「初夏の虫・3題」のレポートでした。



題「夜明け」

5月27日 by遊外王