バカガイとシオフキ
バカガイ
シオフキ
ゆえに誰も取らないのでいくらでもいる。横浜の海の公園では転がっている感じだ。
(最近持って帰る人が増えて激減したみたいです)。嬉しいような残念なような。
バカガイの穴はアサリよりはるかに大きいので見つけやすいですが、殻はとてもキャシャなので熊手の使い方には注意が必要です。
こいつらの砂ぬきの方法を三重の小田さんから教わったので、今度は食べて見たい。
砂ぬき
バカガイは持って帰って食べてみるととても美味しかったが、シオフキは身も小さいし砂をとるのも面倒。
でもこうすればシオフキだって食べられる。
カガミガイ
中々りっぱなお姿。色はともかく真っ白。このカガミガイは少し深いところにいる。
大体30cmは掘らないとお目にかかれない。
水深60mの深さの所まで生息しているので潮干狩りの相手になるのは潮間帯に居るごく一部のカガミガイという事になる。
スコップは普通禁止されているので、気長に手で掘るしかない。そのために手の皮に自信の無い人は軍手を用意しよう。
ゴムアレルギーの無い人は薄手のゴム手袋も使いやすい。
掘り方はまず深さ40cmの穴を掘って穴をだんだん広げていく。
カガミガイは穴の断面にいるので一匹でも見つかったら、その方向に掘って行くと何個か採れる。
場所を移動するよりは一匹でも居た所を狙うのがこつ。
海の公園では人出が多いので、踏み潰されて難しいのだが、干上がった砂の上の小さな穴も見つけたら少し深く掘ってみよう。
カガミガイが下にいる可能性がある。
アサリが主なのでアサリをとりながら穴を見つけたら深く掘るというのがお勧めかも。
カガミガイは大きいだけに焼いて食べても美味しい。
砂を抜くのは十分時間をかけて。
そして最後に取り除く砂肝の秘密とは。
カガミガイの砂は何処にある
マテガイ
時々弱った奴が上の方にいたりするが、本来すごく深いところに居る。1mから2mの深さに居るそうだ。2mと言うのは見たような事言ってホンマカイナと少しうたぐっている。
カガミガイ超人が実際に掘ってみたところ、50cm程のところにお住まいなのを確認。
こいつはまともに掘ってもなかなか追いつかない。
だがカガミガイ超人は穴を掘って挑戦。
まてがいは必ず穴を掘ってもぐっているので干上がった砂の上を見ると小さな穴が無数に空いている。
まてがいの穴はカニの穴と同じ大きさなので区別はとても難しい。
写真で海水が入っている穴に注目。その穴に少量の塩を入れるとまてがいは穴からニョキニョキと上に向かって出てくる。マヨネーズの空きチューブに塩を入れてぴゅっぴゅっとかけるととても便利。
そのときマテガイをつかんで引っ張り上げるのだ。
マテガイの貝殻は別にすべることも無く持ち上げられるのですが注意するのはつかみ方です。強くつかむと直ぐに殻は壊れるので指の腹でしっかりつかみます。
大きい物は持ち上げるのに物凄い抵抗をしますから、あまり抵抗が強い時はそのまま待って無理はしません。無理をすると身が切れたりします。
しかし最近の海の公園では穴も見つけられない程小さいものばかりでこのマテガイはあまりぱっとしない。とっている人も見かけない。
テレビで岩手のまてがい漁の様子をやっていたが、漁師さん達はスコップで上の砂をそっと削って、塩を入れていた。
しかし横浜との違いは いるわ いるわ 塩を入れた穴からまてがいが次々と顔を出してくる。横浜にはとてもあんなに沢山はいません。
それに横浜のやつより2周りはでかい。
日本列島は広かった。横浜での塩を使ったマテガイの様子はこちら。
ワンポイント
潮干狩りに使う熊手はなんとなく農作業で使う熊手やクワに似ているので、そのイメージで上から砂に振り下ろすと貝の殻を割ってしまいます。忍者熊手のような先がとがった歯はアサリの硬い殻も簡単に割ってしまいます。熊手は砂を引っかく気持ちで貝を傷つけないように獲ってあげましょう。バカガイ シオフキ |
カガミガイ アサリ |