2025年の海の公園を試し掘り


まったく寒くない変な陽気

2025年3月1日(土)季節外れの暖かい土曜日、海の公園に試し掘りに出かけました。昨日まで2月なのに気温は19度。半ズボンで水に入り手もまったく冷たくありません。


さすがに人数はそれほどでもありませんが、明日の方が多いのではと思います。

今日は試し掘りですので、どのあたりがアサリが採れるかの調査です。海岸の南側から岸づたいに掘っていきます。南側はある程度採れますが、海岸中央部に向かってアサリが減っていきます。そして昨年は採れた海岸中央部も、今年はアサリがすっかり消えてしまいました
一応北側も掘っていましたが、例年通りアサリはまったく居ません。

アサリやゴカイ類など何らかの生物がいれば、砂浜は耕された状態になり生きた砂浜になります。が、中央部から北側は生物反応の無い荒れ地の印象です。人間が掘り返せば、判らなくなりますが、今日は人間が入る今年最初の場所ですので、状態が良くわかりました。


南側バーベキュー場の前で掘っている人達が沢山いました。このあたりは今のところアサリはいますが、ポイント的に解りやすい場所だし、居なくなるのも早いでしょう。今の内だけかな。

今年、海の公園のアサリは結構厳しそうです。いつもの北側だけではなく、海岸中央部からもアサリが消えてしまいましたので、狙うは南側だけとなります。しかも沖合はアサリが極端に少なくなるので、岸近くのみ。

今年狙うとすると、砂浜奥に南側の時計塔が見えます。その時計塔から少し中央部よりまでがアサリの生息場所です。海岸全体で見ると800mの海岸の南側300m位まででしょうか。

さてアサリがダメならマテガイは? とう話ですが、こちらもどうやらここ数年のマテガイフィーバーという訳にはいかないかもです。

マテガイはどうなんだろう


沖合に島が出ましたが、それほど調子が良い感じではありませんでした。穴が少ないんです。このもう一本沖にある島が出ればマテガイも少しは採れると思うんですが、今、マテガイがあまり採れないとなると、場荒れするGW後はウーン。

マテガイは根気よく穴を探せばある程度は採れるので、皆さん頑張りましょうとしか言えないです。


アサリ以外ではバカガイも採りました。ぽっかり口を開けてこれじゃ砂も入るよねっ、と改めて思いました。


クラゲにアラムシロガイが取り付いて食べているのを始めてみました、貝やカニ、魚などのエサがある時は見向きもしないのに、余程エサが無いのかな。殆ど水のクラゲって、こいつら何でも食べるんですね。


今日はアサリを採るのが目的では無かったので、最後に南側で少しだけお土産にアサリを採りました。多く見えますか?一段に並べているだけなので全然ちょっとだけです。あまり採ったら無くなりそうな気がして、少しだけ。本当にそんな日でした。

今年は皆に「こんな年だけどまた採れる年もあるよ。潮干狩りが嫌いにならないでね。」 と言うしかないのでしょうかね。