「フルサト」by ハイフェッツ


第98章 りぃみぃかるた~其の一


(2009年1月10日)

 お正月に家族で久しぶりにカルタをしました。百人一首も何年かぶりでしたが、それよりも、平仮名を覚え始めのわが娘と遊んだ「いろはかるた」が楽しかったですね。そこで、私は密かに「りぃみぃかるた」というものを考えてみました。

  い  石垣の 母想いつつ 三線を 
      つまびく姿は 父にも似たり

  ろ  ロカビリー 演歌に民謡に ポップスに 
      何でも唄うよ 大好きだから

  は  花よりも 団子よりもなお 好きなもの 
      歌にお酒に フルサトの海 

  に  日本一 きれいな声の りみさんに 
      惚れし我が身の 不自由恨む 

  ほ  ほんのりと 桃に染まりし そのほっぺ 
      お神酒のせいか 玉ちゃんのせいか

  へ  平和への 祈りを歌に 込めまする 
      歌うことしか できませんから
   
   と 突然の 朗報にわれを 見失い    
      餅つく杵の 速度たかまる

  ち  ちゅっちゅらちゅら 娘がかなり お気に入り 
      はしゃぐ姿に 心安らぐ 

  り  りみさんの 歌う姿は 凛として 
      こぼれる笑顔は 百万ドルか 

  ぬ  濡れていく 頬を拭くのも 忘れけり
      いのちの音が 消されゆくとき

  る  ルンルンと 踊る気持ちを 抑えつつも
      背中の太鼓に 胸が高まる

  を  遠国(をんこく)へ 赴く姫の 歌さがし
      多くの人に 届けたいから

  わ  忘れないで テレサテンの この歌を 
      いつかりみさんに 歌ってほしい

  か  かわいいが かわいいだけじゃ ないんです 
      一回聴けば 虜になるよ

  よ  よかったね りみの幸せ よろこんで 
      身内のごとく 盛り上がりけり 

  た  たかさんも 応援してます 四国から 
      ラジオを聞きつつ 畑耕やし  

  れ  連綿と 続く歴史を 学ぶれば 
      深き音にて 響く三線

  そ  そうちゃんに 聴かせたかった その声を 
      夏川りみを 涙そうそうを

  つ  月の虹 祈りを込める 切なくて 
      燃ゆる想いを 涙しながら

  ね  眠れずに 起きて切符に 頬ずりし 
      明日のライブ 胸躍りけり

  な  夏川と 名のつく女性は 美女ばかり 
      中でもトップは もちろんりみさん
  
   ら  らんらんと 輝く瞳の 美しさ 
      遠きあの日は 誇りとなりぬ

  む  紫に 染まりし空を 仰ぎ見ぬ 
      今宵のりみは いずこで歌わん

フルサト エッセイ 2009


夏川りみさんと遊ぼう