2011海の公園に行ってきました


震災後の何となく自粛ムードの中、4月6日横浜金沢海の公園の様子を見に寄ってみました。
東京湾の入り口に近くおまけに横に奥まっている海の公園にはほとんど地震の影響はありませんでしたが、海に向かって右手の方が少し浅くなっていました。常に半島のように海に向かって飛び出していた何個かの浅瀬の形が崩れて海岸には少し変化があります。

大潮の最適日の上、快晴で風も弱いという絶好の予報でしたが、時期が時期だけに人は少なく平日とはいえ例年の5分の1といったところでしょうか。


アサリの様子ですが、砂をクマデでかいて見ると小さなアサリたちが砂の上に出てきます。一応2cmというリミットを越えているものも沢山ありますがさすがに持って帰るには可哀想過ぎる。
でも、このアサリ達も大潮が2回も来れば一回り大きくなって持って帰れるアサリになるでしょう。この時期からはアサリはどんどん成長します。
今年は桜も遅れましたがアサリも遅れています。


一時間ほど、大き目のアサリを選びながら掘って1Kgほどのアサリを持って帰りました。砂を吐かせてお味噌汁にして食べましたが、香りが豊かでさすがに美味しかったです。時期的に身は若干やせ気味ですが。

今回の震災後は海に出かける気に中々ならず、今日やっと今年2回めの潮干狩りに行ってきました。一回めは2月でしたので一ヶ月以上間が開きました。
中々、解決に向かわない大問題もあるのですが、我々はそろそろ普通の日常に向かって始動しなければと思います。復旧は復旧としてリハビリと同様に動く場所は普段よりも多めに動かすようにでもしないと、日本全体が床(とこ)についてしまいます。

ミニカイマキマンが増殖

今年になって潮干狩りの風景に少し気になる変化がありました。巨大なカイマキを使うカイマキマンは横浜市条例のおかげで姿を消しましたが、変わって幅15cm以内のミニカイマキマンが非常に増えました。条例に違反はしていませんし顔を見ると皆さん善良そうな一般の方々です。が、この器具を使うと沢山の歯で稚貝も一緒にすくってガチャガチャと網で選別します。クマデで獲るよりは圧倒的に数は獲れますが、この一連の作業で沢山の稚貝の弱い殻が割れて死んでしまいます。公園の風景としてはどうなんでしょう?
潮干狩りのメッカ愛知県の潮干狩り場のように網機能を持ったカイマキ、クマデはすべて全面禁止にした方が沢山の人が長く楽しめて資源の面でも有効だと思うのです。中途半端な市条例が善良なグレーマンを製造しているのではという気もしているのです。