江の島の推理小説は如何


江の島を題材にした小説


江の島を題材にした小説は多い。サスペンス物が多いのは竜野ヶ丘や稚児ヶ淵など飛び降りやすい場所があるせいか?
別にサスペンス物が多いからといって、江の島で殺人事件が多発している訳ではありません。そんな事を言ったら京都など殺し合いで大変な事になっています。
いかにも、ありそうで実際にはあり得ないからサスペンスは人気があるわけで、新宿の歌舞伎町の話だったら現実のほうが怖そうで人気は出ません。
人殺しなどとても出来ない善良な市民が読んだり見たりするのがサスペンス。
殺し屋はあんなもの見てないですね。きっと。


作品名 作者 出版社 出版年 備考
江の島物語-初期作品集-(吉川英治文庫 124) 吉川 英治 講談社 1977年    
十返舎一九の箱根江の島鎌倉道中記
(新版絵草紙シリーズ 6)
十返舎 一九〔著〕
鶴岡 節雄校注
千秋社 1982年8月 103p
江ノ島鎌倉観光殺人事件 斎藤 栄 双葉社 1983年    
江ノ島鎌倉観光殺人事件 斎藤 栄 徳間書店
徳間文庫
1984年    
忘れ残りの記
吉川英治全集46
吉川 英治 講談社 1984年    
江の島妖怪(オカルト)事件
-超能力少年-
佐藤 真佐美
関 よしみ
ポプラ社文庫
SF・ミステリーシリーズ
1990年7月 190p
江の島殺人事件 斎藤 栄 天山出版(大陸書房)
天山文庫
1991年5月 279p
日本周遊殺人事件 斎藤 栄 銀河出版 1993年5月 240p
江ノ島海岸 加堂 秀三 東京 ミリオン出版
発売 大洋図書
1994年6月 245p
鎌倉・江の島殺人特急 峰 隆一郎 青樹社
青樹社文庫
1995年4月 283p
江の島女子高ラグビー部!! くじらい いく子 講談社
ヤンマガKC
1996年10月 コミック208p
鎌倉江の島殺人事件 斎藤 栄 文芸春秋
文春文庫
1998年1月 382p
鎌倉歴史文学散歩 下巻
(江の島含)
小沢 彰 有峰書店新社 1993年1月 案内
222p

江の島マニアック
講談社発行のヤングマガジン1993年第50号、51号、1994年第43号~47号、1996年第30号の掲載分をまとめてコミックに収録。
架空の女子高、江の島女子高ラグビー部のコーチ我満は体育の教師。彼は弱小ラグビー部の強化のために陸上部の1年で400m高校記録を持つが記録が伸び悩み、自分を追い越して行くランナーに飛びかかり投げ倒すようになった山田ありすに目をつける。そして終に練習試合において社会人のチャンピオン、トヨリーから山田はトライを奪う。トヨリーの監督は幼稚園からW大学と我満と一緒の超エリートラガー押野であった。最終章の外伝でケダモノ我満と超エリート押野のW大学での因縁が語られる。
湘南を題材にした作品の多いくじらいいく子が実際に名古屋レディースに取材して執筆。我満のモデルは顔や頭の剃り具合から、もと神戸製鋼の大八木選手か?
注:静岡県立浜松江之島高等学校は実在します。