江の島大師を担保に


2013年1月5日の三面でない大事件記事。

整理回収機構が強制競売を申し立てた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の中央本部(東京・千代田)の土地、建物について、東京地裁は29日、最高価格の45億1900万円で応札した宗教法人「最福寺」(鹿児島県)への売却を許可する決定をした。最低価格は約21億3千万円だった。

1週間以内に、機構や他の入札者などから不服申し立てがなければ売却が確定。最福寺が代金を納付すると所有権が移転する。

地裁は26日に入札結果を公表し、4件あった応札のうち最高価格を提示した最福寺について、総連との資金のつながりがないかなどを審査していた。

競売にかけられていたのは、東京都千代田区にある朝鮮総連中央本部の土地約2390平方メートルと地上10階、地下2階建てのビル。

最福寺のホームページなどによると、最福寺の池口恵観法主は北朝鮮と親交があり、これまでもたびたび訪朝。2011年4月には「金日成主席観世音菩薩像」を北朝鮮に寄贈するなどしたという。

中央本部の競売を巡っては、機構が起こした訴訟で07年6月、朝鮮総連に対する約627億円の債権が確定。12年6月、中央本部の強制競売を認める判決が確定し、機構が同年7月に強制競売を申し立てた。


その後、最福寺に購入資金を融資する契約をしていた大手ゼネコンの関連会社が、いざ送金する段になって何らかの事情で送金が出来なくなった。何らかの圧力がかかったとも言われている。

江の島にある 「江の島大師」は宗教法人「最福寺」の別院であり、江の島大師の土地建物も担保にして資金を調達する予定だったようだが、結局入札時の保証金として裁判所に支払った5億円超は契約まで至らなかったため没収された。
続いてモンゴルの企業が落札したが、資金調達が出来そうに無く裁判所から落札が認められなかった。その際に最福寺にも資金調達を打診したが断られたという話もある。

そして翌年になりマルナカという会社が落札し山形県の会社に転売される予定だという。山形県の会社は朝鮮総連に再び貸し出す意向らしく、このあたりの政治的な動きは我々一般人には想像も出来ない。